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お も か げ

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10/19

10/19水
パフォーミングアーツ・セレクション@愛知県芸術劇場小ホール

安野太郎「ゾンビのトリル」
リコーダー4台と拡声器1台を使ったシステム。最初は発電機?のスイッチを入れて待機状態。モーターのブーンって音だけが長く続く。その後、各リコーダーが鳴りだす。リコーダーの音と共にカチャカチャ鳴っているのは、多分リコーダーを押さえるゾンビの指が物理的に当たってるせいだと思う。最初の内はそれぞれが勝手に音を鳴らしてたけど、後半からは曲が段々と複雑になっていく。最後は拡声器から「アー、ア、アー」みたいな声って言われれば声に聞こえるシュールな音が鳴りだす。一応出演クレジットはゾンビクイーン(声)、ソプラノゾンビ(以下、リコーダー)、アルトゾンビ、テナーゾンビ、バスゾンビ。前回見た「ゾンビ音楽」ではリコーダー1台だけだったけど、ゾンビの映像も使っていて、怖くなるところでリコーダーが鳴りだすっていう内容がすごく面白かったんで、今回のも良かったけど、それに比べると少し不満。でも、ゾンビの流れは変わっていないので、次回作も見てみたいです。

KENTARO!!/東京ELECTROCK STAIRS「前と後ろと誰かとえん short ver.」
ダンサー3人の作品で、フォーメーションっぽく踊る。最初の方で柔らかいテクノな音楽で踊っているのがDAFT PUNKのPVみたいで、音楽もピアノの弾き語りとかR&Bに変わって、ダンスをしっかり踊るときもあったけど、基本ポップな見せ方なんで、DAFT PUNK PVの印象のまま終わる。動きが止まって3人が横一列に並んだ時に、急に一人が動き出すのは、SFC時代のFFのフィールド画面でビックリマークが付いて殴られるキャラクターみたいだなと思った。

usaginingen「Birth」
映像担当と音担当の二人。音はドラムセットみたいなのを使用。生のバスドラ、パーカッションの音の他、あんまり手の動きが見えなかったけど、電子音も鳴ってた。弦楽器もドラムの椅子に座ったまま演奏。少しダンサブルにも感じる音楽だった。映像はOHPみたいなのを使用して、バックのスクリーンに投影。色んな図工作を乗せたりしていて、糸を垂らしたり巻き取ったり。自作のOHP装置で自転車のペダルを漕ぐことで背景の絵が回転するシステムは良かった。音楽も含めてETVの番組みたい。

川村美紀子「無題」
「何がアートだ、馬鹿野郎!」みたいな叫びを混ぜつつ、今っぽいエグいビートの曲で激しく最後まで踊る。こういう場には似合わないアンチ・アートな表現がテーマなのかな。途中、「大人への反抗だったけど、もう自分も大人の一人です」みたいな告白調から、音もダンスも静かになっていって、そういうストーリーにするんかなとも思ったけど、サビ前の静かな部分なだけであって、やっぱり最後までエグいビートで激しく踊る。大森靖子さん以降かもしれないけど、東京っぽい表現だと思ってしまう。