お も か げ

あの夜、あの陰気な穴ぐらのようなバーのなかの光のすべてを、自分の周囲に光輪のように集中させて、鮮烈な魅力を放散させていた男ジョヴァンニの

11/8-12

11/8水
旅の夜の夢@得三

平井正也バンド
9月のバテリアで平井さんまどかさんでのデュオは見ているので、今日はその時不在だった船戸さん、アディーさんに注目して見る。船戸さんは前回の平井バンド時を見た時と同じく、ふちふなとは違うバンドっぽい演奏の印象。アディーさんの方は前回あんまり印象に残らなかったけど、今日のを見ると不思議なリズムで叩く人。キレキレなドラムでなく、スネアとかの乾いた跳ねるような音は一切出さず。1曲目の「コントローラー」では勢いよく叩くけど、「何なんだろ、コレ?」みたいな感覚で聞く。この時点では音源の抑えた感じと平井さんのライブでの爆発しているテンションとの差にも変な気持ちがあったけど、それには徐々に慣れる。その後「夢の人」「たま」「おならの歌」。この辺のあんまり速く叩かずなドラムが続くと、何となく味のあるプレイだと思い始める。もしかしてスティーブジャクソン「つめあと」での鈴木さんの叩き方と似ているのかも。次の「斜陽」では速く叩き出すも、やっぱり乾いた音は使わず。面白いドラマーだな~と思う。その後、歌詞カードの写真のエピソードを話しての「ただいま」。この曲は自分の中では対バンの(原田)茶飯事くんっぽい曲とも説明する平井さん。で、次の「届く光、灯る光」が始まると、ステージの上とは関係ない、ある出来事で全然ライブに集中できなくなる。平井正也バンドはもう1曲(多分アルバム未収録曲)演奏して終わって、その後の原田茶飯事バンドが演奏が始まっても、集中力は欠いたままでこの先も楽しめないと思ったので、茶飯事バンドは結局1曲だけで帰る。完全にライブを見る心が折れました。
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11/12日
@Bar Flat Flamingo

カオリーニョ藤原
いつも使っているガットギターの調子が悪く、テレキャスでの演奏。お店のなのか誰かの持ち込みなのか、テスコの珍しいアンプがあるらしく、トレモロのエフェクトを掛けたりもする。声も気管支が~~とかで調子悪いらしく、張り上げる声が出来ないのでぼそぼそやりますのMC。曲によりけりだけど、そんなに調子悪い声とは思わなかったです。1曲目は「蘇州夜曲」。作曲は服部良一さんで、カオリーニョさんの好きな昭和歌謡の作曲家の5本の指に入るそう。この曲のアウトロにはスタンダードな有名曲のフレーズを2,3曲短く入れる。次は、これも好きな作曲家だという浜口庫之助さんの「恍惚のブルース」。青江三奈さんが歌っているとも紹介。この2曲は昭和歌謡コーナーで、セットリストは作らずにその場で決めていく感じでライブを進める。セットリストがないとダラダラしたライブになりがちだと思うけど、今日のカオリーニョさんに関してはそうは思わず。知っている曲が多いからなのかな。次からはフォークコーナーで、まず高田渡さんの「生活の柄」。「知っている人は歌って下さい」のコール&レスポンスには多めのレスポンスがあり。次には加藤和彦さんの「あの素晴らしい愛をもう一度」。その後はフォークではないけど、最近松本隆さんが紫綬褒章を受章されたので、その流れで「SWEET MEMORIES」。このカバーを聞くのは初めて。ギターを使っての弾き語りだったけど、こんな有名曲を聞いてしまうとカオリーニョさんの歌うカラオケも聞いてみたいな~と思いました。次に、今東京に行っている知り合いの曲と紹介した奇妙礼太郎さんの「わるいひと」。この曲はソロなのか浪花クレオールなのかは忘れたけど、聞いたことのあるカバー。良い曲です。この後、フラットフラミンゴの店長らしき人が段ボールドラムとハイハットのシンプルなセットで参加。まず、JAZZでも有名な「I Can't Give You Anything But Love」で、日本語詞は店長がやっているバンドの人が付けてくれたみたい。段ボールドラムは中にマイクがセッティングされていて、叩かずにブラシで表面擦ったりしても音を出す。この曲でのギターソロはエレキギターならではのソロでした。次の曲はポルトガル語で曲名紹介しても気付かずな店長に、「ぶっつけ本番、出たとこ勝負」とけしかけての「ドモリのサンバ」。曲が始まれば、合わせられる店長。店長はこの2曲だけ参加。「(「ドモリのサンバ」)知ってたわ」と言いながら立ち去る。最後はまた浜口庫之助さん作の「みんな夢の中」で一部終了。二部最初はジョビンの「デサフィナード」のカバー。「いつもはこの曲をライブ最初にするんですけど」の解説付きで、確かにそのイメージ。次は「カタカナだらけのラブソング」。ここでようやくの自作曲が登場。この曲は中学生から洋楽一辺倒になったカオリーニョさんの歴史の歌でもあるので、次からは洋楽コーナー。「カタカナだらけのラブソング」の歌詞にも出てくるエルビスの「ラブ・ミー・テンダー」、ルイ・アームストロングの「What a Wonderful World」。それぞれ友部正人さん、西岡恭蔵さんの奥さんKUROさんの訳詞。この後、歌謡曲が好きだったって話に戻して、松尾和子さんの「爪」。この曲はヴィブラフォン奏者の人が作曲したそうです。「ここで張り上げる声もちょっと使ってみましょう」ってことで、次は「タンポポの種」。この曲の作詞をした人がお客さんで来ていて、カオリーニョさんとは前の仕事場で同じだったみたいな話。演奏前にそういう説明があったので、歌詞に注目して聞くと良い詞だな~と思う。今歌詞カードを読み返してもすごく良い。カオリーニョさんは電気技師室の詩人って呼んでたけど、本当に詩みたいな歌詞です。続く「らっきょの唄」も同じ人の作詞。「タンポポの種」「らっきょの唄」もライブで聞くのは初めてで、珍しい選曲なので嬉しい。その次はお客さんからのリクエストで「カッコウの歌」。この曲でのコール&レスポンスの最後のフリースタイルになった時、ちょっとラッパーみたいな手の動きをしてたんで、世間のラップバトルの流行とか知っているんだな~と思う。コール&レスポンスつながりで、次の曲は「ドゥ~ア」のコーラスが印象的な曲。「君に捧げる」の歌詞のところで、頭の上でハートマークを作るカオリーニョさん。最後は、待ってました!の「人生の花」。やっぱりライブが締まるし、拍手を送りたくなる名曲です。アンコールはアンプのトレモロを使っての「宇宙の法則~永遠の愛」。この曲がすごく良くて、VOCEの音源では高田靖子さんが歌うパートをカオリーニョさんが裏声使って歌う。この裏声の使い方は豊田道倫さんみたい。アルバムプロデュースでの関係性は知っているけど、ちゃんと曲でも共通するところもあるんだな。意外でもあるけど納得もしました。

10/26-11/3

10/26木
Cristian Alvear Tour in Japan@parlwr

NARCO
今日は暗めな演奏。ヒロアキさんの出す音がハウるというか、間違ったような音量で出てる時が目立つ。本人はコントロールしようとしていたのでアクシデントなんだろうな。最初からの抑えた演奏が最後まで展開変わらずに続く。中盤のヒロアキさんの弾くギターフレーズや響子さんがダクソフォン止めて電子機材いじり出したのは、流れを変えるきっかけ作りをしているように思えたけど、上手く行かず。

古池寿浩
トロンボーンのソロ演奏。あんまり管を動かさず、吹き方やミュート(蓋みたいなの)を使って音を変えていく。展開はないけど、気になる音が単体でずっと鳴り続けているようで、飽きずに聞ける。その後、譜面台にあったケータイ?に触れると、スピーカーからトロンボーンの音。前半部分を録音していたってことなのかな。その音に合わせたり、合わせなかったりして吹く後半。特にエフェクトを掛けてる訳ではないけど、生で吹くトロンボーンとスピーカーからのトロンボーンの音には違いがあるように感じられて、段々と別物に聞こえてくる。インプロ演奏が上手い人だと思います。

Cristian Alvear×大城真
チリからのCristianさんと多分東京からの大城さん。Cristianさんはギター、大城さんは最初ミニアンプを6台位使用。ミニアンプからは全部同じ発振音で、1台ずつスイッチを入れていく。その内1台はピアノの上に置いたりも。Cristianさんは2つの弦だけを使っての同じ音の繰り返し。BPMは速め。大城さんは全部のアンプをオンにしてからも、金属音のする何かを落としたりとかで音を作る。で、ミニアンプの音が減衰していって、気が付くとCristianさんのギターのBPMが遅くなっている。曲中はずっと同じスピードで弾いていた気もするけど、ギターだけの音が残るといつのまにかふやけてしまっていた、みたいな不思議な感覚は面白かったです。この後はCristianさんが木琴とかのバチで弦叩いたり、大城さんはミニアンプの発振音は使わずで、天井のライトにつなげたテープみたいなのを使っていた???。後半は2人の結構間のある演奏にうとうとしてしまい、記憶が曖昧です。すいません。
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10/28土
キツネの嫁入り 4th Album「ある日気がつく、同じ顔の奴ら」レコ発 名古屋編@Live & Lounge Vio

DOIMOI
最初の方はヘヴィーな音の迫力にびっくりしたけど、2,3曲で慣れてしまう。DOIMOIも見るのは久しぶりで、文字として見るメタルな情報のせいか改ざんされている印象もあるけど、実際に聞くとエモな歌い方。3曲目位のちょっと新しめの曲って紹介していた曲の、ベースとドラムの多分意図的な噛み合わなさは、スティーブジャクソンの「そっとわれにかえる」での濱田さんのギターを思い出して、みんな結構やっているんか~と思う。でもDOIMOIならマス・ロック、変拍子な分類で出せそうな要素。この曲以降でも噛み合わなさは感じたけど、この3曲目からが一番強く感じました。

Mad Tapes Erase Group
今日は曲間が分かれていて計6曲。いつもの曲もあるけど、多分新曲もあり。十三さんは電子機材を使わずで、即興的なコーナーもなし。でも1曲目か2曲目での濱田さんの長く感じたギターは曲の中での即興だったのかな。3曲目か4曲目にはビオの空間に合うような音でギターを鳴らす新曲。濱田さんがギターしばく曲にも少し似ていてアレンジ変えたのかな~とも思ったけど、その曲は最後に出てきたので別物。あと、ヒジリさんのシンセがあまりうるさくなく、スティーブジャクソンの時みたいに鳴らしていたのが印象的。最後2曲は濱田さんがギターしばく曲と、ギター弾きまくる曲。弾きまくる曲の方での、濱田さんの始まりのギターの後に、シンセソロを持ってくるヒジリさん。この2人は二大巨頭だと思いました。

SKILLKILLS
今日のライブを見るとThe Eternals感がすごい。変なビートアプローチに、生演奏でない不穏なシンセ音が流れる。The Eternals感を助長させるのはビオの会場の雰囲気もあって、昔の大阪sunsui(現CONPASS)でよく見ていたdotlinecircleのイベントを見てる感じ。SKILLKILLSはその中でも招聘されている海外のバンドなイメージ。ドラムの大きな箱型のアナログなエフェクター?がどういう効果があるのか、ベースアンプの横の縦に3台並べたKeyが誰も触ってないのに光りはしているんで音は出ているのか、とか色々分からないことだらけ。最後にはベースの音もバックで流れ出したら、更に混乱してしまう。でも格好良い音楽ではあって、自分達でTOKYO NO.1 DOPE SHITを名乗るのも似合う音。最後の曲の「説明書は読まない、というか文字が読めない、というか文字が書けない」みたいな歌詞のサビで盛り上がれるのかは疑問に思ったけど。

キツネの嫁入り
前回アルバムのレコ発四日市以来で、管楽器のメンバーがいる編成でのライブは初めて。転換時に公開リハ的に曲をして、本編はほぼ新譜からの選曲。アンサンブルや言葉の乗せ方は独特なものだと分かるけど、四日市で見た時程の良い感覚がなく、こんなんだっけ?みたいな違和感が付きまとう。マドナシさんの声、ポルノグラフィティみたいだと思ってしまったし。でも、中盤の「狂想」でのサルサや南米っぽいトランペット、Keyのフレーズでようやく格好良いと思える感覚になる。唯一の新譜以外からの、前アルバムの「山羊は死刑台に上らない。」もこの次に披露。「これまでの曲は7拍子ばかりの曲です。今から5拍子の曲やります」のMCで、前の四日市での良いと思った感覚はそういう演奏が出来ることへの驚きからだった気もしてきた。やっぱり上手いメンバーが集まっているし、マドナシさんもちゃんと個性のある人。P-VINEセールスプロモーションの人の話も面白かったです。アンコールはしっとりした曲か勢いある曲かをお客さんに選ばせて、勢いある曲の方が選ばれる。その曲を演奏するのを少し渋っていたのは、その曲が公開リハしていた曲だからでした。
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11/3金
@ひかりのラウンジ

MARK
ガットギター1本での弾き語り。ライブハウス仕様な大きいスピーカーからの音の鳴り方は少し変な感じには聞こえる。ライブを見るのは久しぶりで、曲は近作からの選曲なのか、知らない曲ばかり。2曲目か3曲目かでの「物体の動き方」みたいなタイトルの曲でのトリッキーな歌い方は、「Where You Been」期のダイナソーJRみたい。後半の「YES!キリスト」での「鉄砲で撃たれないだけで充分なのに」の歌詞も良くて、更に「明日は新しい自転車を買いに行く」の歌詞には、今自分が本当に自転車を買おうとしている状況なので一番ぐっとくる。この曲が入っている音源が欲しくなりました(「「世界の偉人シリーズ「パーティーの後」」収録)。その次の「がんばれ sea sir」はアニメっぽい曲で、紙コップスの「ドンマイ・マイ・ガール」に近い雰囲気。こんな曲も書けるんだな。最後は「マイケルジャクソンの記憶」。この曲の歌詞もまるごとMARKさんなイメージ。「死んだなんて信じてない」「生きてるなんて信じてない」「消しゴムで一部だけ消されただけのこと」はすごく良い。やっぱり好きです、MARKさんの歌詞。MCでは、岡崎に来るのは初めてらしく、好きだったドラマ純情きらりのロケ地に会場近くの川が使われていたそうで、来れて良かったです、みたいなことを話す。MARKさんの出番が終わると、店長?が「昨日MARKさんが誕生日だったそうです!」とシャンパンの振る舞い酒があって、出演者とお客さんで乾杯。

hotaru
機材はミニKey、エフェクター以外にカセットテープ再生機が3台程。最初の方のアトモスフィアーな音の後は、中央にばねを付けたシンバルを使って音を鳴らす。伸ばしたばねにシンバルの端を当てて連続的に鳴らしたり、ばねをひも代わりにしてシンバルを床に引きずり回したりする。引きずり回している姿は面白くて、本当にフィールド・レコーディング的な光景。シンバルが一番良い音で鳴ったのは腰の高さから落とした時の、自然なパッシャーンっていう音だったけど。後半からはシンバルは使わず、カセットからの外国語のスピーチを流して、Keyを使って音を重ねていく。一応歪ませている音だけどノイズっぽくは鳴らさず、鍵盤の音と判別できる程度。最後の機材いじっている時も、シンプルなうるさいノイズを出すような感じはなく、しっかりと作り込んでいくような音。hotaru名義になってから見るのは初めてで、Salmonella時と違って叫びはなし。叫ぶような雰囲気の音楽でもないか。でも、ばねを使う共通点は残っていました。

Noiseconcrete×3CHI5
ライブ前にまた店長が「hotaruことよっちゃんが今日誕生日です!」ってことで、いもメンがケーキを持ってきたり、オノさんがHAPPY BIRTHDAYな音を鳴らしたりもする。でライブスタート。前回のritaと違い、今回は音でかい。もっとリズムはない印象もあったけど、固いリズムではあるにしろ一応存在はしている。覚えている曲もいくつかあって、後半には「ひょっこりひょうたん島」のメロディーっぽく感じる曲もあり。オノさんは右手のノイズ発生器みたいなのを振りながら、左手でよく機材を操作できるな~とも思う。曲終わりには「岡崎!」の叫び。あとhotaruさんに対しての「おめでとう!」の叫びに、hotaruさんも絶叫で返していたのも面白かったです。緩い雰囲気なライブ。

出演者は他にKANAさんといもメンがいて、KANAさんはopen~startまでのDJ。DJって言っても曲を掛けるよりかは音だけのレコード?を重ねるライブみたいなの。レコードを次々と入れ替えていて、他の機材を使っているようには見えず。アンビエントっぽい音は分かるけど、ベース音が追加されたのは、ベース音だけのレコードがあるってことなのかな。詳しいことは分からず。知り合いの人と話しながら聞いていたので、集中しては聞いていないけど、良い感覚では聞けました。最後はノイズっぽい音でうるさくして終わらす。いもメンはKANAさんDJ時に会場の真ん中を歩いたりしての登場。いもメン単独の出番はなし。

10/19-22

10/19木
@鑪ら場

佐藤守
1曲目はカセットからの打ち込み音+生エレキギターのポップなナンバー。1年振りに見るので、かなりのレベルアップをしているように見える。打ち込みの音色もしっかりと作り込んでいそう。次の曲でエフェクターを使ってギターの音を変えたりしても、ポップさは引き続きあり。その後、ダブっぽい打ち込み音の「ラストダンスは私と」って曲。この曲はカバーって紹介してたけど、誰の曲だったんだろう。一旦カセットは再生せずのアコギの曲があって、最後にはギターを持たず、カセットから「ジョニー・B・グッド」みたいなクラシックなロックンロールを鳴らして、それに合わせて少し踊りながら歌う曲。この曲ダメでした。

スティーブジャクソン
濱田さんが抜けてからは初のライブ。まず「ミルクと牛乳」。モモジさんベースはここ最近の低音フレーズのまま。濱田さんが抜けたのがモロに出てる音で、今までマイナスギターな印象。次は「フォークミュージック」。途中のブレイク後のスピードが1.5倍速位で「速っ!」って感じで笑ってしまう。このスピードはブレイク後の最初のメロディーに戻る時に元に戻ったけど、次の「スタイリッシュな生活」はずっと速いままでの演奏。この辺りでMCに入って、濱田さんが抜けたのは3日前らしく、抜けた理由は本人からどうもしっくりこないと連絡があったんだとか。それに対して「僕もヒジリさんも鈴木くんも誰もスティーブジャクソンにしっくりきていない」とモモジさんらしい発言。この後には鈴木さんのタムの入れ方が格好良かった「つめあと」、最後に「I Saw Her Standing Nowhere」を演奏。まだこの時点では見てなかったけど、「I Saw ~」のポップさは花柄ランタン意識なのかな~と勝手に思う。ヒジリさんのシンセも目立っていて、バンドを包むような演奏。このシンセ音のおかげで、濱田さんのギターが好きだったので脱退は勿体ないって気持ちがあったり、歌詞の「歪んだ願望」が気になったりもしたけど、これからのスティーブジャクソンの明るい未来を感じさせる終わり方になったのが良かったです。

Chano
福島からの女性SSW。MCは優しく、曲は上質。アルペジオ多めなギターも上手い。普段気に入って聞くような音楽ではないけど、特に嫌に思うような感想もなくライブは終わる。タワレコにCDが並ぶそうです。

稲葉将也
話す言葉がすべて歌になるような、自然と存在する歌。曲がとにかく気に入る。ギターはストローク中心で、声の力強さとギターの相互作用で曲が上に昇っていく感じ。魚座の藤井さんに近いかもと思えたけど、最後にはこれはミスチルじゃないかな?とも思いました。最後の「アンバランス」って歌う曲が最後の方に「やばいバランス」に変わるのも面白かったです。

花柄ランタン
女性Vo+鍵盤ハーモニカ、男性Vo+Gtの京都からの男女DUO。おもちゃのマイクを持った女性Voが階段下辺りからアカペラで登場してステージへ向かう。1曲目は男性Voが歌ったメロディーを女性Voも輪唱する曲で、2人で歌うサビのところはPUFFYみたい。女性Voのこぶしを効かせるような民謡っぽい歌い方は少し苦手だなって思う。MCに入ると、たたらばの内装を褒めたりだとかの関西人らしい長いMC。このMCも苦手で、1曲目の感じと相まって、印象は悪い。男性Voの方の白いスーツのズボンのシワも気になるし。その次の、うたのおねえさん的に振り付きで歌う「初恋」って曲も、何かちがうな~と最初の方は思ってたけど、曲が進むと段々良い曲に感じてくる。明るすぎない曲の方が良いのかな。3曲目の波の音がする楽器を使う曲も、ある程度の暗さがあって良い。この2,3曲目は良かったけど、その後はまた女性Voの民謡っぽさが出てきて、それはセーブしてくれた方が自分は好みだと思いました。メンバーの格好を見ると、そっちの方がメインなんだろうけど。
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10/21土
TOYOTA ROCK FESTIVAL@豊田スタジアム

ホットハニーバニーストンパーズ
One Love Stageにて。少し先から1曲目の「ホット・ハニーバニーズ・ストンプ」が始まっているのが聞こえてきての会場到着。今池まつりでチラッと見た時にいた女の子のベースは今日はおらず。次に続くのは「君はどう」で、他のセットリストもいつもな曲の流れ。中盤には新曲が2曲あって、片方は得三でも演奏していた「生きていれば」みたいな曲。もう片方は大人の軋轢を歌う「何の曲が人気あるのか売れているのか分からない」みたいな曲。「悪ガキ三人衆」はいつもの3人でなく、多分バンジョーの若い人がかっつんさんの代わりに参加。この曲での尺八の音にももう慣れてきました。子供をステージに上げる「魔人株式会社」はいつも通り。MCでは「トヨロック1年目にも出てて、その時はあっさりとメインステージに出てたんですが、、、」と「ユアソンのカバーをして1人でも勘違いして見てもらえるようにします」が面白かったです。あと、袋詰めにして売っていたCDも残り8枚程になったそう。最後は3曲続けての演奏で、1曲目は忘れたけど、2,3曲目は「おとこまえ」「のるかポルカ」で大団円を迎える。今回の「のるかポルカ」の出し物は獅子舞。熊沢さんが「祭」って書かれた大きな団扇でエアギターをしていたのも良かったです。

YOUR SONG IS GOOD
MAIN STAGEにて。かなり前の、その時もトヨロックだったと思うけど、進化しすぎたポストロックって印象からは変わらず。でも格好良い。静かな展開を作らないポストロックというか、ワールドビアサミットで見たホテルニュートーキョーの懐かしく思えたポストロックも良いんだけど、そこに留まらずに現行の音楽とのつながりをユアソンからは感じる。元々のスタート地点はこの2つのバンドだとかなり違う気はするけども。途中のジャムっぽい展開の時に、やたらとパーカッションの松井泉さんを連呼するJxJxさん。最後の曲での、それぞれの楽器のバランスが壊れ気味になる演奏も良かったです。

THE ACT WE ACT
EAST LANDにて。ユアソン終わりで、最初の方は見れず5,6曲のみ。会場の響き方のせいか、ブリブリ鳴るベースの音が格好良い。前からこんな感じだったかな。自分が会場に着いた時には五味さんがトランペットを吹く曲で、この曲での匠さんはこういう音出す人だわ~って感じがする、マジカルなギターを弾く。次に初めて聞く新曲?があって、「ナイト&ナイト」のラップ曲、「Revolution in the summer」の流れ。全然気付かなかったけど、「Revolution in the summer」はイントロで歓声が上がる。最後にもう1曲ありの、ジアクトらしい力を感じさせるライブでした。

DEATHRO
EAST LANDにて。すごくカラッとした明るい音。ギターもラモーンズみたいなコードチェンジ感。ラモーンズはNYパンクだけど、DEATHROさんはLAな雰囲気なのかな。ヒムロックのLA録音的なイメージ。メンバーはVo(DEATROさん)、Gt×2(内1人はFUCKER)、Ba(リミエキのユカリさん)、Drの5人。手を上げるノリも自分発信でお客さんにさせる。歌の途中の「シンギン・トヨタ!」もやっぱりヒムロック。革ジャンの中に着ているシースルーのシャツの素材が気になる。他のメンバーも黒で統一された格好。曲よりかはやっぱり音のインパクトが強い。ジアクトの後なので余計に、こんな音をでかく鳴らしているのかっていうギャップ。DEATHROさんは途中でステージから抜け出して2階の通路で3曲位歌う。「みんなのこと、よく見えるから!」と言いながら。マイクもワイヤレスにしているのはこの為か。階段の踊り場のフェンスに登ったりもしてて、そこから降りる時の軽いジャンプも何か良かったです。運動神経だけでなくバランス感覚も良さそう。前にtwitterでDEATHROさんがショッピングモールの2Fみたいなところで歌っている写真を見たことあるので、それ見てなかったらもっと面白かったんだろうな。今日も会場見たらそういうことやりそうだと思ってしまったし。その後ステージに戻るまでDEATHRO!コールでお客さんを盛り上げるユカリさん、優しい。アンコール後、ダイブしてお客さんの頭上に乗った状態で「物販スペースまで運んで下さい」と言って、本当にそのまま運ばれていくDEATHROさん。

cooking songs
GREEN FIELDの予定だったけど、雨なのでスタジアム内の広めの通路にて。メンバーはPiano+Key(伴瀬朝彦さん)、Dr(池澤龍作さん)、Ba、Sax×2、Tbの6人。歌うのは伴瀬さんとトロンボーンの2人。最初は伴瀬さんの歌う曲で当然だけど伴瀬色があって、伴瀬さん楽曲に管楽器が加わった感じ。次のトロンボーンの人が歌う曲は途中から管楽器のソロなどJAZZ色が強くなる。池澤さんはJAZZバンドにいるのを見たことがあるけど、伴瀬さん以外はそっち畑の人なのかな。この伴瀬さんとトロンボーンの人の2種類のスタイルの曲でライブは進む。伴瀬さんの曲の方は段々とRufus Wainwrightの「Release The Stars」での管楽器の加わり方にも思えてきて、更に曲が良くなるな~って感覚になる。最後はトロンボーンの人が歌う、子供に会いたいけど会えないって曲。この曲でライブ始まりからずっとスピーカーに腰掛けていた、FF6ケフカの格好をしていた咲衣みちけさんが踊り出す。何でこのタイミングで?とも思ったけど、歌詞がFFな世界観だった気もするんで一応似合いはしてたと思います。階段の踊り場から見ていたので、メンバーがあんまり見えない時もあったけど、バンド越しに見えるグラウンドの芝生は、サッカーの親善試合とかでコート上で白いピアノを弾いて歌う伴瀬さんを想像させて面白い。コート上ではないけど、今日雨が降っていなかったら、スタジアム外周の芝生の上で演奏するcooking songsが見れたはずなので、その光景も面白かったんだろうな。

KING BROTHERS
MAIN STAGEにて。ドラムがゾニーさんになってから見るのは2,3回目位で、もう代わってから結構経っていると思うけど、まだタイチさんの方が自分の中ではしっくりくる。1曲目は「星3つ」って言ってたかな。2曲目にはもう「ルル」で、マーヤさんは「マイクのケーブル何も言ってないのに20m延ばしてもらってます、じゃあ飛び込めってことですよね」とか言いながらお客さんの頭上へ。この状態が10分位続いて、前回のトヨロックと同じく日本酒を飲まされたりもする。「ニ・シ・ノ・ミ・ヤ!」コールも早くに披露。その後はステージに戻っての、曲に戻る。曲は4人時代の「KILL YOUR IDOL」とかを今の3人編成だと出来ないのか、昔の曲が多かった印象。荒々しい曲ではあるけど、意外とちゃんと曲を演奏しているんだな~って思ったのは初めて。今日はリーダーの喉の調子がイマイチっぽかったです。最後は「マッハ倶楽部」。「飛び込むには人が少ないぞ」って呼びかけて、人を集めてから再度飛び込むマーヤさん。「俺を一番格好良いところへ運べ」で、客席の真ん中の方へ運んでもらう。そこから渾身の「ニシノミヤ!」があったり、渡されたビニール傘を膝でへし折ったりしていたのはめっちゃ格好良い。さすが西宮の狂犬。ギターを運んでもらってお客さんの頭上に立って高速でギターを弾くっていう新しいパフォーマンスもありました。あと、いつものマイク投げを後ろに大暴投していたのが面白かったんですが、それよりノーマルなマイク投げを受け取ったお客さんの絶叫は大抵は奇声っぽく聞こえて格好良くはないんだけど、それがライブハウスのノイズっていうか、キレイなライブをしようとはしないキングの姿勢みたいに思えたのが良かったです。

サニーデイ・サービス
MAIN STAGEにて。曽我部さん、田中さんにGt,Drを加えた4人編成。サニーデイのライブを見るのは初めて。1曲目は「baby blue」。ローズ・レコードのコンピで聞いたことがある曲で、自然なままで歌う姿は良い雰囲気。肩肘張らないロックだけど、ちゃんと格好もつけている。キングが「俺らがトヨロックの今日の最後のロックバンドや!」って言ってたけど、サニーデイは何バンドになるんだろう。この曲では曽我部さんじゃない方のギタリストが全然弾かなかったけど、2曲目からはきちんと弾き出す。曽我部さんの声は若くて、永遠に若いみたいな呪いをかけられているんじゃないかと思ってると「I'm boy I'm boy」って歌詞を繰り返していたんで、やっぱり若さの呪い。そういう曲が4,5曲続いて、その後激しめな演奏になる長尺な曲。曽我部さんがむちゃくちゃに弾くギターはニール・ヤングみたいで、これって明日台風が来ることに対する「Like a Hurricane」的なオマージュなのかな。田中さんもアンプのつまみをむちゃくちゃに変えたりで、ライブのクライマックスみたい。ギターを叩きつけるまでは行かずとも雑に扱う曽我部さん。その曲が終わると、スタッフの人が代わりのギターを持って来ての演奏再開。田中さんもアンプのセッティング直すの早い。演奏再開後は前半と同じような曲だったのかな。あんまり記憶にないです。MCは一切なく、アンコールは最後1曲だけ。ここでもまたギターアンプに立てかけるような、雑なギターの扱い方の曽我部さん。中盤の激しい演奏が目立つライブでした。

サニーデイの後、MAIN STAGEではトヨロックの責任者?のエージさんからの挨拶。明日のトヨロックは台風の為中止が決まっているけど、トヨロック11年間の歴史の中で初めての中止らしく、疲れとか悔しさが感じられる。橋の下音楽祭でなんとなく見えるファミリー感を、トヨロックには感じたことはなかったけど、やっぱり現場にいる人達には愛着はあって、こういう挨拶を見ると考え直してしまう。でも、そこまで悲壮感がある訳ではなく、来年も来るよって言いたくなるような挨拶でした。最後には司会のウクレレ未知さんがトヨロックのテーマを歌って終わり。来年は無事に開催されると良いな。
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10/22日
フリーダムジャンボリー@KDハポン

フリーダム
再始動後の初名古屋ライブ。そんなに活動前からの雰囲気と変わらず。曲も聞いたことのある曲ばかりで、「サイコー」でのハドソンさんの客席乱入も、「なのに」のTHE MUSIC感も懐かしい。「ノイズ・ディスコ」は中盤に披露で、ロミーさんが光の入る量で音が変わる機材を今までは手をかざして操作していたけど、その機材自体を手に持って動かしていたのは初めて見るパフォーマンス。「私は待つわ」みたいな歌詞の曲では、活動休止していてフリーダムを待っていたのはこっちなのに、と変な気持ちになる。アンコールもあって、「なぜ、なぜ、なぜ」みたいなことをロボット声でコーラスする曲。この曲すごく良くて、この曲こそがフリーダムのおかしさ、ポップさを表している曲だと思う。今日みたいな企画もできるバンドだし、継続的に活動は続けて欲しいです。

ミラーボールズ
台風でおとぼけビ~バ~のメンバーが到着しないので、ミラーボールズが先に演奏。最初は恵子さんが少し声を出してから始まった「バカンス」。でも森さんが間違えたのか演奏ストップ。森さんは肩叩かれて、再度「バカンス」。最後の演奏を少し伸ばす格好良い終わり方。次に続くのが「ビッケの子供」「東京の子供達」と花音と被る選曲。「東京の子供達」は今日も手を上げる動きで、「グッゴー」も「グッグルアー」みたいな言い方。他には「黄金平野を走るとき」(この曲は花音で「タイプ的には「野性の王国」に似てる曲」と思った曲)「右目左目」「ペータとリリィ」など。「右目左目」は初めて聞く曲かな。ミラボらしい歌詞だと思いました。MCでは「フリーダムのことを盟友だと思っている」「知り合って10年だけど飲みに行ったのは1,2回だけ」「フリーダムは復活何回もするんで不死鳥に改名してください」など。あとはロミーさんのお子さんのスナックを食べるカシッて音を気にしたりとか。終盤は「ジミー」→「青い鳥」の往年のミラーボールズ感溢れる選曲。やっぱりこの流れは格好良い。恵子さんがドラムにぶつかってなのか、少し転倒しそうになる。最後は「残り時間少ないんで「夜は更けて」を1.5倍速でやります」の宣言。でも、この後少しMCしちゃったんで、1.8倍速の再宣言。そんなに速度は変わってなかった。新譜の歌詞カードを頑張って作ったらしいけど、歌詞と歌っているのが違う部分があるので探してください、とも言っていました。

おとぼけビ~バ~
見るのは5年振りで、持っていたイメージよりも大分格好良くなっている。とにかくゴリゴリな音。ボーカルの人がギター持たずにボーカル専念で、そのギターが無くなった分、ギターの人1人で音分厚くする必要性から来る変化なのかな。5年も見ていないんで成長な気もするけど、どちらにせよ格好良い。歌詞やパフォーマンスは昔からのイメージと似た感じで、ギターの人が客席に突っ込んできたりする。途中のZUINOSINみたいな曲・ビート展開が、上の世代へのリスペクトみたいに感じられたのも良かったです。普段はMCせずにノンストップで演奏するらしいけど、今日は時間稼ぎの為、多めにMC。

この後出演する予定のBLONDnewHALFはギターのジンタさん以外のメンバーが名古屋に到着出来ず。電車が止まってタクシーも順番待ちで全然捕まえられずとのこと。ジンタさん土下座。で、特別にフリーダムがもう1セットライブをすることに。と言っても「ノイズ・ディスコ」1曲のみだけど、ジンタさんも参加。ちょっとバーストしたりもする、サイケなゆっくりとしたギターを加えてくれていました。

10/7-9

10/7土(昼)
SOCIAL TOWER MARKET@名古屋テレビ塔

王舟
最初の方はアメリカのルーツ・ロック的な曲。3曲目位からポップさも出るようになって、「ラン、ラン、ラン」みたいなコーラスの曲はビートルズみたい。英歌詞の曲が多く発音はバッチリ。中国の人なので、少し外国人らしさが出る日本語のMC。ギター1本でのライブは淡々と進み、Hara Kazutoshiさんのカバーも挟んで、また最初の方のルーツ・ロック的な曲に戻ると、鈴木常吉さんの「海の見える坂」っぽく感じる曲があって、普段どういう人と対バンしているんだろうと気になりだす。その後は多分有名な曲も含んでいたメドレー、「日差しが出てきたので明るい曲をやります」のMC後の「500MILE」みたいなタイトルの曲など。日本語詞の曲は、英歌詞と変わらないメロディーで歌われるけど、「あがった」を「I got a」な発音で歌っているように聞こえて、THE PYRAMIDの「WAR」の歌詞を見た後だとなんだか少し笑える。王舟さんの曲はゴンチチのラジオで1度聞いたことがあって、その時のバンドで色付けされた音のイメージとは違ったライブ。でも常吉さんとビートルズが混在しているような今日のライブには、また新しい興味を持ちました。
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10/7土(夜)
@きてみてや

石原ヨシト
今日は1人だけでの演奏。見た時期が近いので、前のブラジルでのライブからの新しい印象はなし。1曲目は世界の輪郭の曲、2曲目はパピペポの曲と、ブラジルと同じ曲の流れ。世界の輪郭の曲での時々かすれる声が良い。3,4曲目のそれぞれ静かな曲、ハーモニカを使う曲はブラジルでは演奏されておらず。静かな曲でのアルペジオは確か鈴木常吉さんっぽさを感じたはず。その次は猫舌坊主の曲で、途中からヨシトさんは無茶苦茶にギターを弾きまくる。この曲はインストでも面白くなりそう。でも女性コーラス+手拍子がないので、民族感は薄れていました。最後にもう1曲演奏して終わり。

AZUMI
最初はギターのインストから。これもまた常吉さんの「さびしい時には」のメロディーが少し混じっているように感じる。でも片足をもう片方の膝に乗せて演奏している姿は間違いなくAZUMIさん。2曲目は「アラスカから来た~」みたいな始まりの曲。「おーよしと~」って歌うところは「およし、と」とも「おー、ヨシト」とも歌っているように感じたけど、途中から「ギターを弾くヨシト」と完全にヨシトさんだと分かるように歌う。3曲目には「サンシャインレディー」。この曲がめっちゃ良くて、松井文さんの方も印象深いけど、AZUMIさんの声で歌われるのにも響くものがある。「君の名前なら昔から知っていたよ いつかこんな風になる日がくると思っていたんだ」「太陽の光 雨の雫 君の一部なのかい」の歌詞に特にぐっとくる。この後に多分初めて聞く曲をいくつか。MCでは、ヨシトさんが川崎でギターを買って、それを決済する時に結局返していたそうで、AZUMIさんからしたらありえない話や、と笑う。次にいよいよ「AZUMI説法」。河内音頭のリズムに乗せて、最初は熊太郎の不倫の話。「今日は○○○でお届けします」って言ってたんで、何パターンかあるのかな。熊太郎の不倫がばれて、奥さんの母親が乗り込んでくる話で、奥さんの「もう私出ていく」に対して熊太郎の「一緒に出ていこう」な返事が面白かったです。その後は天国から色んな人が降りてきて、AZUMIさんが思い悩んでいると高校時代の先生が登場。「あの時の先生のまんまや~」などのセリフ。この辺は早口でお伝えしますってことで、いつものセリフも早口気味。べっぴんさんの部分もえらく早かった。次に特徴のあるコォーみたいな声で歌い出す人が登場。ホーキンスさんとか言ってたんで、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのことなのかな。レイシストが俺のTシャツ着てやがる、みたいなことを言う。ジョニー・キャッシュのはタツオ(antonio three)が着てるとも。その他にはエルビスも少し降りてきて、「ジョニー・B・グッド」を弾き出すとチャック・ベリーが登場。チャック・ベリーがAZUMIさんのことを知っていると言い出したんで、「何で知ってますの?」と聞くと、1981年の大阪中之島ホールの最前列で野次飛ばしたのお前やろ、とチャック・ベリー。「ジョニー・B・グッド」の「ジョニーは読み書き出来ないけど、ギターを弾くのが上手い」みたいな歌詞が日本語詞で歌われていて、ジョニーらしきどんくさそうな子供の声でまず歌われるけど、サビになると唸るように格好良く歌われる。夢があるな。最後に「痛っ!」の声。AZUMIさんは「何や、まさか!」と、キュキュキュって弦を指で触って鳴らすと、遂にギターが「この前ぶつけてたな」とか喋り出す。ギターも子供みたいに少し高い声。「今修理に出してるやつ戻ってきたら、もう弾かなくなるんやろ」といじけているギターに、「そんなことないよ」と優しく返すAZUMIさん。最後には弾き倒して「ギター」への流れ。めちゃくちゃ格好良い。本編最後は「夜が短い」。まだこの曲が残っていたのか。アンコールには小作品な曲を演奏して終了。自由でいて圧倒もされるし、笑えるし泣ける。世の中で一番笑いあり涙ありの謳い文句が似合うライブです。
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10/8日
SOCIAL TOWER MARKET@名古屋テレビ塔

折坂悠太
10分位遅れて到着したので、1,2曲は見れなかったのかも。森山直太朗みたいな癖のある和の歌い方で、座って弾くガットギターのリズムのせいか、会場も本当にゆったりとした時間が流れる。途中の沖縄の安里屋ユンタのカバーも自然な感覚で出していて、色々出来そうな人。終盤の鳥の曲と、最後の曲に入る前のマイクに入らないよう横に向かって発した叫びが印象に残る。

GELLERS
ギター+ボーカル(他の人も歌うけど主に歌う)、ギター(トクマルシューゴさん)、ベース、ドラム、キーボードの5人組。曲は甘さをまぶした原色ポップみたいなので、メンバーの見た目からして東京っぽいバンド。こういうバンドにトクマルさんがいるのは正しいな~と思う。バンドとしてのポップさからはずれて、ソロでのポップさを完成させているのが海外のバンドのあり方みたい。「Guatemala」や親知らずの曲は早い内に披露。最初の方は好意的に見ていて、若手バンドが参考にしているのはこういうバンドなのかなと思ってたけど、段々若くてダサいバンドのお手本になるバンドだと思い始めると、GELLERSもすごくダサくなったので、4曲位で帰る。
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10/9月
タイニーバンパク@KDハポン

紙コップス
各務さんはもうエレキギターのみ使用で、ギターソロなど演奏も激しめ。1曲目の「チャイナ」からペダルを踏んだりと大活躍。曲の後の、体育の日で休みですねっていうMCが、何の話にも広がらなかったからといって長く引っ張る。で、次の「わすれもの」の後からはMCを挟まず「ねこのこ」(久しぶりな曲だけど、今の各務さんエレキギターアレンジなので雰囲気変わる)、新曲が続く。この新曲はワンコード押しで、サビになるとレッチリ風なコーラスになる、何回か聞いたことのある曲。その後に「続けっぱなしでしんどい」「耳痛い」とMC。まっちさんも普通のドラムセットみたいに叩くし、菊ちゃんの忙しないキーボードの動きは本当にプログレに近付きそう。最後は「愛した日々を忘れはしない」。終盤の各務さん菊ちゃんの「ウー」っていうコーラスがムード歌謡みたいでした。

YKP
力強いギターフレーズに、エビとか中華まんとかの食べ物の歌詞が乗る。紹介にあるボサノバ漫談以上の感想はなく、自分の聞きたい音楽のレベルに達しておらず。多分歌詞とかが書いているファイルの分厚さから、こんな曲がそんな量あるのかって思うと、それだけが面白かったです。

包帯人間
生のエレキギターiPodから再生されるトラックでの、ポップさのある歌とインスト曲。少し頼りないメロディーも魅力的。iPodから流されるのも主にギター音で、音の感触で一番近いと思ったのは公園の西村さんのキーボード音。「パッパッパッ」みたいなコーラスをする時に口を膨らませるのは癖なのかな。friendly hearts of Japanでベースを弾いている人でもあって、3月に見た時にもそんな仕草をしていたし。電子音楽の人とも対バン出来そうだと思ってたら、購入した包帯人間さんのカセットテープのレーベルがhoge tapesっていうsuzmenba本田未明さんのユニットを出しているところだったんで納得する。

カタリカタリ
今日は河合さんと長瀬さんの2人編成。1曲目は長瀬さんがシンプルなドラムセット(スネア、シンバル、キックペダルを設置してバスドラとして使われるカホン)、河合さんがギターでの「東海地方にも冬が来る」みたいな始まりの曲。ドラムセットはこの曲のみで、スネアとシンバルは片付けられて、いつもみたいにカホンにまたがる長瀬さん。次は「あうー」の曲。2人だけでも力強い演奏。次に河合さんがコントラバスになっての「ロドリゲス」。長瀬さんはギロやら色々楽器を取っ替え引っ替え。河合さんがコントラバスを弾く時に座る椅子を忘れていたので、ハポンの1本足の机を椅子代わりに使用。自分が座った席の机の上に座布団があったのが不思議だったけど、色々試していたのかな。次の曲はインストで、長瀬さんはクラリネット。曲の中盤か終盤で左右に引く弓の使い方で、得三でも演奏していた曲だと思い出す。コントラバスでの最後の曲は、長瀬さんがギターになって歌う曲で、急に曲が終わったような印象を持つ。で、また河合さんがギターに戻って、長瀬さんはカホンクラリネットクラリネットを右手にある台に移動させる時の「右利きだから」と自然に言ったことに受ける河合さん。まず「向こう側」。やっぱり2人でも曲は力強い。ギターのある意味適当さというか、キレイに鳴らさなくてもいいって感覚も良い。最後は長瀬さんがカホンから立ち上がって少しアカペラで歌う、わさびの曲でした。

こいけみほ
カタリカタリが終わると割とすぐに始まる。恨み節な歌詞を元気に歌う、ロックンロールやズーダラ節、「猫踏んじゃった」も混ぜたピアノ弾き語り。中島みゆき「ファイト」の明るい部分だけをずっと歌っているような印象。「twitterfacebookSNSを更新して自分を見せる(でも中身はない)」みたいな歌詞は直接的過ぎて、昨日丁度大森靖子さんがテレビで「遺影は自撮り」とか歌っているのを聞いていたんで、そういう表現での言葉の方が聞いてみたいと思いました。

10/2-6

10/2月
未知との遭遇@KDハポン

いなばはるか
可愛らしい声だけど、歌の内容は暗めなSSW。ウィスパーボイスの絶唱みたいなイメージは持ったけど、開始1秒で否定的な意味でこんな感じか、と思ってしまう。後半は少し明るめな歌詞にはなったかな。「無責任なことを~」って歌った時に、「この後には「歌ってる」って続くんだろうな」と思ってたら、「(無責任なことを)聞かされて」だったんで、ズッコケそうというか、がっかりする。

tohoho
拙いメロディーに立ちドラムをドカスカ鳴らす、相変わらずの変なロック。2曲目の「通勤ドライブ」でのボーカルが聞こえなくなる位大きくなるギターが気になったけど、この曲での「あっ!忘れてた」みたいなタイミングで入ってくるバスドラ連打はやっぱり良い。ライブが進むと、以前にも感じたことのあるイギリスの古いアシッドフォークだったり、湿った音楽性のイメージを持つようになる。でも、急に展開が変わって「あ~、よいせ」みたいなお祭りっぽい掛け声が入る最後の曲は、初めてtohohoを見た時にタートルアイランドっぽさを感じたことも思い出す。MCでは婿が蒸発した農作業のおじいさんの話で、MC担当のベースの人が「蒸発する気持ちって分かりますか?」と珍しく他のメンバーに振る。メンバーは笑いながら「いや、分かんない」みたいな答えでした。

ann ihsa
カセットテープを再生してのエレキギターの弾き語り。1曲目は生で弾いている方なのか、カセットから再生されている方なのかは忘れたけど、marronさんみたいなポップな感触なギターの音。2曲目はチープなリズムトラックの音が鳴る曲で、ギターを膝に寝かせてネックの端から端までスティールギターみたいにして使う。ann ihsaさんも可愛らしい声だけど、歌の内容はどっちつかず。3曲目以降はカセットを使わずの生演奏になって、そうなると段々と曲も可愛らしく思い始めてくる。途中、お客さんにシェイカーを渡して、渡されたお客さんが「どの位のスピードですか?」と聞くと、「合わせます」との回答。なので自由に振ってもらうも「それ速いです」と言って、結局はann ihsaさんの間で振ってもらう。最後の犬の曲は、お客さんにワンワンと言って欲しい曲。地元の大阪でも言ってくれる人は0人らしいけど。この曲の途中でカセットを再生するもデッキが壊れたのか再生されず。するとann ihsaさんが自分でワンワン言い出す。多分カセットにワンワンな声なり音が入っていたのかな。この曲も可愛らしい曲でした。

Hammock Scotch Business
メンバーはギター、ベース、キーボード(ex.oasobiミオさん)、ラップトップの4人でドラムレスな編成。多分ラップトップからはドラムの音も。でもドラムの音質がチープとかでなく少し古いように感じたけど意図的だったのかな。1曲目はリリックビデオを流しての演奏。英歌詞の曲でギターの人が主に歌う。2曲目からは日本語詞。ボーカルはギター、ベース、キーボードの人がそれぞれ取って、曲調も違うので多分それぞれの作曲。ギターの人の歌う曲が一番印象に残って、ゆうき(オオルタイチYTAMO)とか好きそうだと思いました。
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10/3火
Fraudband(from Australia) Japan Tour@なんや

川口雅巳
1音1音がはっきりとした音で鳴るギター。ぼんやりしたサイケ感よりはアタック感のある音。催眠効果がありそうな、ゆっくりとした日本語詞の歌は、JOJO広重さんとかの世代の歌い方ってイメージがあります。1曲が長くて合計3曲。2曲目での高音・低音の弦を掴むようにして同時に鳴らしていたギターが印象的。最後はディレイ掛かった曲。歌よりもギターの音の方が気になる人でした。

NARCO
今回は響子さんはダクソフォン+電子機材、ヒロアキさんはギター+モジュラーシンセ。最初は丸みのある、アタック音の少ない電子音。軽い音のテクノみたいなのは、tsujimachiBLD辻井さんがソロで使う電子音と似てる音だなと思う。その後はビートが出てきたりで明るい音になる。前回のパルルでの古池さんとのセッション時よりはもっと機械的な明るさで、ダクソフォンの音にもエフェクトが掛かったりする。響子さんが花柄の法被みたいなのを羽織っていたんで、スーパーや家電量販店みたいな意味での明るいイメージもあり。その後はヒロアキさんの歌うvelvetsっぽい曲に移って、最後にもう一度即興。壊れたキーボード音が重なって、それに「アー、アー」なスキャットも重なる展開で、ネジ巻いてカタカタ動き出す歯の小物楽器も使用する。全編にわたって見所のある良いライブでした。即興演奏も上手くなっていると思います。

Fraudband
ギター、ドラムのデュオ。ドラムの人は最初ブラシで叩いてのゆっくりとしたスタート。まだ助走の段階で、ギターもそんなにうるさく鳴らず。この後ブラシからスティックに持ち替えて、手数が多くなるドラム。スティックの持ち方もジャズな持ち方。ギターの音量も上がり出して、徐々にノイズロックへ。楽器それぞれのタイミングの取り方は確かに「Goo」「Dirty」の頃のSonic Youthで「evoking a raga-damaged Sonic Youth」の紹介文は分かる。ライブの印象がSonic Youthみたい止まりになるのは嫌だったけど、手数の多いドラムソロをずっと続けているのは文句なしに格好良かったです。The Coral「Skelton Key」のMVみたいに流れるような叩き方。ギターの人は靴を履いていたけど、途中靴を飛ばすようにして脱ぐ。ギターをアンプに向けてフィードバックを出そうとしている姿をなんやで見るのは初めて。曲自体の振れ幅はそんなになかったけど、演奏で見せることが出来るバンドでした。ずっと気になっているThe Bevis FrondとのSplit LPを出していたので、買う。
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10/6金
mmmとエマーソン北村の西部開拓史@KDハポン

中原翔太郎
声のざらつき方は前とほぼ同じ印象だけど、前回とは違うライブの進め方。最初の方の不満系の歌は静かなアルペジオを使って、途中からコード弾きの曲になる。この2種類の曲があって、ライブの流れを上手く運べば良くなりそうだけど、今日は特に何も起こらず。前回も演奏していた、最後のFコードの曲は記憶に残っていました。

エマーソン北村
ソロでの演奏で、シンセとリズムボックスを使用。シンセ音はエマーソンさんの基本となる音で、ゆっくりとしたリズムボックスのビートと相まって心地良い音。最近配信で発表した「窓から」「雨の坂の足許」も演奏していたけど、自分が唯一持っているアルバム「遠近に」に近い印象の音楽のままライブは進む。1曲だけ自分がMUTE BEATにいたことを思い出すぞ!って曲もあって、確かに他の曲に比べると真っ当なビートのレゲエ、ロックステディ曲。それ以外の他の曲も自分なりのレゲエ、ロックステディ曲ではあるらしい。ハポンには思い入れがあるそうで、sakanaポコペンさんやマニュエル・ビアンヴニュと一緒に来た時にも、ソロとしての演奏があって、それはまだ今のエマソロを始める前の話なので、その時の演奏が今の活動の種になっている、みたいなMC。あとはmmmさんの声がすごく良いとも。その後「歌う曲やります」って言ってたけど、メロディーではなく語る曲。歌うのは無理なのかな。機材のことなのでよく分からない部分があるけど、サイン波?しか出せないけど音を入れることによって今ライブで出しているような音が使えるようになる、みたいな説明をしていた機材があって、今日は特別にその機材のみで曲をすることに。別に単調なサイン波だけが出てるわけでなく、浮遊感のするシンセ音。途中バチバチみたいなノイズが2回続くと、「あっ、これはこの機材を使うにあたって、こういうノイズも出てしまうけど、それでも愛着があるのだな~」と思ったけど、端のボタンを押されたらノイズは無くなったんで、そうではなかったです。

マツバナオキ
最初に長めのMCで色々忘れられない人達を挙げての「忘れられない人」。途中の「かわい、、、」の時に「可愛い人のレジに並ぶ」って歌う曲だっけ?と思ったけど、「乾い、、、た」でした。今日はレジの曲はせず。次に、しとしとぴっちゃんと歌う雨の曲。この曲は聞くの初めて。その後「夜の銀河」「クロール」が続いて、ビックリマンシールのゼウスの話と神は血から生まれるっていう神話の話をしてからの「ラムネ」。「夜の銀河」はバンドメンバーだけど、それぞれミミコまりこさん、大場ともよさん、kiiiuさんと女性も歌う曲。「ラムネ」はkiiiuさんと歌ってた時から歌詞を足したのか、前は「キラキラシールはあげない」で終わってた気もするけど、その続きがあり。最後にしていたもう1曲も確か聞いたことのある曲だったはず。マツバさんソロはガットギターによる演奏なので、ミミコで感じた「夜の銀河」でのポンキッキーズ感はなし。

mmm with エマーソン北村
2人とも出突っ張りで、mmmさんはエレキギター+ボーカル、エマーソンさんはシンセに1回だけリズムボックス使用。最初の曲は二階堂和美さんが歌う斉藤由貴「卒業」のカバーみたいとか、2曲目で2人がギター、シンセをタイミングを揃えて鳴らしたりして楽しそうだと思ったけど、mmmさんの暗い雰囲気の曲にエマーソンさんのシンセがサポートで入るだけの、想定の範囲内みたいな感覚に終わった序盤。で、mmmさんが「明るめの曲やります」って言った曲からは雰囲気も柔らかくなる。この曲は4年前にASKAが捕まった時に書いた曲で、この時もASKAに捧げられていました。この中盤辺りからはお互いの音が絡み合うというか、バンドっぽくなる。エマーソンさんの、曲に勢いを付けるために声を重ねるみたいなコーラスもやっぱり楽しそう。隅田川近くに飲み友達と集まるところがあるってMCの後に演奏されていた「お酒も良いよね。友達も良いよね」みたいなことを歌う可愛い曲も良い。ポップに一皮むけたCAT POWERみたいな印象。で、プライベートな話のMCがあって、ご飯を作るとかの生活の歌。その後mmmさんはベースに持ち替え。この時に「ベースを使うコーナー」って言ってて、やっぱりコーナーって言葉は使うんだな。エマーソンさんは色んな楽器をする人は小難しくなりがちだけど、mmmさんにはそれがないのが良いと褒める。この曲での「フー」みたいな歌詞のつなげ方が良くて、ピーターフォークが歌っていても似合いそうだと思う。この1曲のみでベースコーナーは終わり。「今日は1曲だけだけど、明日の大阪ワンマンではどうかな?」って言ってたんで、このユニットがこれからも定期的に続いて曲が増えていくと良いな。ベースの後はmmmさんはまたギターに戻って、最後には一番新しい曲と紹介された「新しい朝」みたいなタイトルの曲。今回の「mmmとエマーソン北村の西部開拓史」っていうツアータイトルは気に入ってるらしく、他の案として「ドラえまんともえ太」ってのがあったみたい。色々出してくれそうなエマーソンさんって意味も込められているそう。アンコールはmmmさんの「flower」っていうピアノだけのインストの曲があって、今日はエマーソンさんがハポンのピアノを弾いて、mmmさんはエマーソンさんのシンセとリズムボックスを演奏。多分紙のメモにどう操作するのか書いているのか、そのメモを見るmmmさん。たどたどしくも一応は出来てる感じ。最後はきちんとやります的に、mmmさんギター+ボーカル、エマーソンさんシンセに戻って、もう1曲演奏して終わり。

9/24-30

9/24日
THE PYRAMID「平和」発売記念ライブ@得三

THE PYRAMID
2部構成のワンマンで「平和」中心のセットリスト。メンバー4人以外にJr.さんも最初から参加で、「Gold Elephant」「Pyramid」「Wild Wing」は早い内に披露。「Wild Wing」でのJr.さんの見せ場のソロ時に、ゆったり揺れながら目を閉じていた姿が印象的。オフマイクで何か言ってそうだったけど、角田さんの叫びはなし。その後、紘子さんが登場して、まずキーボードをオケちゃんと並んで弾いての「瘡蓋の旅」。この曲では万作さんもギターで参加で、角田さんはギターを持たずボ-カルのみの状態。途中客席に降りてきて、お客さんにマイク持ってもらって、それに向けて叫ぶ。万作さん参加はこの曲のみ。この後は紘子さんはフルートになって「デミタス」。先日のハポンでの角田さんソロ時に感じたプログレ感は今回なし。バンド全体の音として聞くと気にならなくなるのかな。で、ゴローさんの歌う聞いたことある曲が続く。アルバムを聞くと、多分「Gong Wind」だったはず。他に「GREEN」も1部のどこかで演奏していたと思うけど、1部は早めに終了。一旦休憩後、2部はゴローさんのモノマネでスタート。AUのCMの星飛雄馬古谷徹のアカギ→カーグラフィック、あとはリクエストで奇面組(顔の書いた紙は用意しておらず)、Mr.サタンとブウとセル(セルは無茶振りのリクエストで全く声からのイメージが沸かず)、高田延彦も。天皇陛下のモノマネは歩く姿勢もコピーしていて、北朝鮮のミサイルの社会問題からの「名古屋のバンドTHE PYRAMIDが「平和」を発売しました」のスピーチ。で、肌色の水泳キャップみたいなのを被ってスマッシング・パンプキンズの「Tonight,Tonight」。得三のマンスリーの心の1枚みたいなコーナーで、ゴローさんが「メロンコリーそして終りのない悲しみ」を紹介していたのも、ここにつながる。多分ゴローさんが作ったであろうオケも流しての本格的なモノマネだけど、本物のスマパンの音源と比べるとチープに聞こえて、海外の音ってきちんと録音されているんだな~とも思う。モノマネはまだ続いて、山崎まさよしの「One more time, One more chance」はドラムを角田さん担当してのバンド演奏。「楽しそうやな」の野次が面白かったです。いよいよTHE PYRAMIDの続きがスタートで、「街角」「ブラジル」と「飲み放題」の人気曲。歌詞を知っている強みか歌い出すお客さんも。その後「WAR」。オケちゃんは得三のピアノは使わず、折り畳みのキーボードを使用。この曲の歌詞はかなり変だけど、みんなで歌えるようになったら面白そう。で「Zujaja族」「インカ帝国」で本編は終了。「インカ帝国」はMVができたせいか、アンセム感が割増しになっている。2部でのJr.さん唯一の参加曲。2部の後半からは段々と踊る人たちも出てきたりで、楽しいライブになりました。アンコールはゴローさんが出てきてのモノマネをいくつか。奇面組はもしかしてこっちの方だったかも。ここでも無茶振りのリクエストがあって、ドラム教室でのゴローさんの真似というか本人。先生的な雰囲気は見えました。生徒に教えるビートに乗せてメンバーが登場して「ジェネシス」。最近家で90年代後半のオルタナとかベックを聞いているけど、正にそのものなダルな音で、角田さんのギターソロに入る時の音は堪らなかったです。最後の「CRAZY(猫に)」ではミラーボールが回るし、ラーラーラーの歌声もピースフル。この後も「「STAR STAR」やって」「「G.D.C.」も」の声が上がるけど、ひとまず終了。まだまだ聞きたい曲はあるので、これからのライブでどの曲が聞けるのか楽しみです。
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9/30土
濃尾平野 ひねくれ者の女たち@Cafe花音

ミラーボールズ
1曲目はタイトルは知らないけど聞いたことのある曲。タイプ的には「野性の王国」に似てる曲。新譜に入る曲なのかな。2曲目は昔からのお馴染みで、新譜にも入るという「ビッケの子供」。新譜のモードと思わせるスタート2曲。でも、その後は旧譜からの「涙のシベリアロック」、「唯一の救いのある曲です」と紹介した「ペータとリリィ」、あとは久しぶりに聞く「東京の子供達」が続く。「東京の子供達」での恵子さんの腕の動きが面白かったです。MCを曲間に結構挟んでいて、子供の運動会での親参加の綱引き時に、腰を落とさずにずっとカメラ目線を外さない森さんの話とか。で、曲順を間違えたのか「ジミー」と言うも始まったのは「38時間」。「ジミー」は「38時間」の次でした。「ジミー」のギターソロ時に森さんの肩に手をやる恵子さん、これも面白かったです。この後に「すべてのはじまり」。2人ともピョンピョン飛び跳ねているのが、そんな曲でもないのに…と思えたけど、曲が進むと明るいイメージに変わっていった不思議な感覚。曲の印象が変わったこの感覚は良い感覚でした。最後はいつも通りパンツの曲で締め。アンコールの拍手が起きて、お客さんにリクエストを聞いて「バカンス」。この曲も昔から演奏している「暗闇は好きかい」と歌う曲で、新譜1曲目だそう。暗いアルバムなのかな。

poi poi
メンバーはボーカル+ギターのディーダさん、ピアノの奥村俊彦さんの2人。ディーダさんはアヒルの口の形の笛、奥村さんはウッドブロック(グリップの土台の上に円柱が2つある木製楽器。奥村さんがそう呼んでたんで楽器の名前を知る)を使っての、ちんどんっぽく客席から登場。その後に演奏されるのは、おかあさんといっしょとかの子供番組の歌のコーナーで歌われるような曲。本当のわらべうたも1曲あり。「「奥村俊彦 JAZZ」で検索したら僕のブログが出ますので、そちらの方をチェックして下さい」と言ってた通りJAZZっぽい演奏や、「最近即興演奏の人と一緒にすることがあったんで、今から自由な曲やります」ってことで、何拍子かの後に一気にジャーンって鍵盤を鳴らす即興演奏な曲もあり。ディーダさんと奥村さんが花音で出会ってからのユニットらしいので、まだ結成間もないのかも。

しょうにゅうどう
しょうにゅうどうの転換時、店にはドクロズが流れていて、準備が出来たので一旦BGMは切られる。でも、河合さんが「水をください」ってことで水をもらうと、「さゆりさんもいる?」って聞かれて、別のところに水が置いてあるからと断るも、結局もらうことになる。その時に水の準備するのかBGMが再度流れ出して、丁度「水入らず」の歌詞。水もらっているのに。お客さんも結構気付いていたみたいで、何人かクスクス。で、ライブが始まって1曲目は「ずれる」。この曲で河合さんはコントラバスだったけど、次のシロフォンの印象的な曲でもうギターに持ち替える。この曲のイントロって「黄昏の町工場に」に近いんかな。その後もう1曲演奏して、次に「右左」。さゆりさんがボンゴ叩いてたりで、アレンジが少し変わった感覚。曲間なしに続けられる次の曲は、時代って歌う好きな曲。「右左」の静かな終わりから、この曲のゆったりとはしてるけど力強く鳴るギターの流れがすごく良い。店の赤くて淡い光の当たり方も曲に合っていたし、今日のハイライト。その次に「クラリネットを折られた夫婦の曲です」って紹介するも、倦怠期の夫婦の曲であることまでばらすと、「それは言わなくていいんだよ」と言われる。この発言はどっちが言ったのか覚えてないけど、両方とも言いそうだな。「ミラボの2人のことじゃないよ」とも言う。さゆりさんは歌の途中で「綱引きで腰を落とさずカメラ目線」とアドリブで歌詞を替える。すごい。河合さんはそのアドリブの次の歌詞が飛んでしまっていたけど。今日も「鳥取が漢字で~」の方でした。最後2曲やろうとしていたのをさゆりさんが1曲にする。終電を気にしてか席立って帰る人が多かったのを気にしていたのかな。最後は「死ぬかとおもった」で、削った予定曲だったのかもしれないけど、アンコールは「歌でも歌えば」でした。

9/20-23

9/20水
"Dhira Bongs Open Suitcase Journey" Japan Tour@KDハポン

角田波健太
1曲目は「汗とコーヒー」。なんやで聞いていた分、すぐに反応できる。2曲目以降はQu-ki等の紘子さんがフルートで参加しての、まず「デミタス」。最後のコードチェンジの多さでプログレらしさはこの曲にもあるんだな~と思う。その次に「GREEN」「街角」が続く。「街角」は久しぶりに聞くけど、やっぱり好きな曲。聞きたい曲は色々あるけど、カタリカタリの「男と女」みたいに、この曲聞ければOKみたいな感覚。次の曲は新曲かな?とも思ったけど、「ありがとう上前津」のフレーズで「フリースペースへようこそ」だと思い出す。この曲も久々。最後は「電信柱」でした。MCでは角田さんがインドネシアのマンデリンコーヒーを飲んだって話と、紘子さんが2回インドネシアに行ったらしく具体的な地名を出して、ディラボンさんが反応してくれるなど。

PLUTATA
客席から登場のプルタタ。でもトッキーさんだけは最初からドラムセットにスタンバイ。いつもの4人のメンバー以外に新しい男の人が参加していて、鈴を鳴らしたり、紙吹雪を巻いたりする。セットリストは「エイの夢」「はじまりのうた」「太陽の目」(Jaaja時代からの曲)と、新アルバムからの曲もいくつか。キノくんのLITTLE STEPSな骸骨の獅子舞はディラボンさん達のインドネシア組に受けが良く、写真も撮られたりする。最後から2曲目でスピーカーからビリビリした音が鳴り出して、ゆーにゃんさんのギターが原因なのか「ギターの音鳴ってないよね?」と曲終わりにPAモモジさんに確認。ゆーにゃんさんはシールドのプラグを触ったりして、「ここまで来てるよね」「まあ、生音でやります」ってことで、他のメンバーから了解を得る。主にトッキーさんに対してなのかな。ドラムセットが豪華で音も大きいので。最後は「動物園」。ここでもノイズ音発生。でも音が鳴ったタイミングに歌っていたのが「色んな音色んな音」「誰なんだろう狂ってないのは」だったのが面白かったです。自分達もヨーロッパツアーとか行くと、「遠くからよく来たね~」って言われたりするんで、そういう海外ツアーする気持ちがなんとなく分かるとMC。

Dhira Bongs
キーボード+ベースシンセの男性を加えた2人編成。ディラボンさんはギターと、iPodから鳴らした打ち込み音やボイスパーカッションのループを使ったりする。ステージの2人以外にMCの通訳をする人もいてたけど、プロの通訳でなく多分友達とかで、ディラボンさんが「「アイスクリーム」って曲をやります」って言ってるのに、「この曲は1stに入っていて、CD売ってます。1000円です」とか余計なことを言ったりする。ちゃんと曲の説明もするけど、所々「~だと思います」と通訳の人の主観が入っているんじゃないかと思うような言葉。英語のMCなので分かる部分も少しあるけど、何を伝えていないんだろうとかが気になる。でもディラボンさんも「プロじゃないのでファニー」と言ってたんで、そう考えるべきなんだろうな。演奏される曲は爽やかで、ティーンエイジポップスが少し成長したみたいなの。もっと変な音楽を期待していたので面食らう。ベースシンセの音が出過ぎているのも気になったりで、途中までの感想は微妙だったけど、MCでconfusedって説明していた曲のサビが「ジュクジュク」って歌ってたり、他にも「キラキラ」とか日本語みたいな言葉が混じる多分非英語な歌詞。MARINA FAGESさんを思い出したり、ハーモニカを吹いているような音で鳴るキーボードも面白い。この曲でようやく興味を持つようになったけど、次の曲は「Call Me Baby」みたいな手の仕草があったりで、やっぱりティーンエイジポップス。インスタグラム?でライブを中継しているのか、カメラに向かって手を振って「弟、見てる???」みたいなこともしてたりで、若い人なんだな~と思う。アンコールは角田さんがボイスパーカッションで参加。ライブ中も角田さんは「ジャパニーズ、プリーズ」みたいな野次を飛ばしていて、本編終わると席に戻って来たキーボードの人に「アイ・アム・ボイスパーカッション」と伝えてアンコールに参加。ディラボンさんがこの曲やろうかと考えている時に、角田さんが「さっきのあの曲~~」みたいなことを日本語で話すも、「日本語分からんって!」みたいな感じでディラボンさんは笑う。リズムはこんな感じで、みたいなやり取りで曲は決まって、ゆーにゃんさんが鈴、サポートの人もキーボードで参加して、コーラスに手拍子に紙吹雪があったりして無事終了。ライブ終わるとすぐに写真撮影タイムに入ったのも面白かったです。
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9/23土(昼)
真昼のアンダーピニング@KDハポン

ログメン
最初はドローンっぽく演奏。星さんはネズミ捕りに使われていそうな形の鉄の棒を鈴で叩いて鳴らしたり、更にその音をループさせたりしていたのかな。掃除機の吸い込む音もドローンっぽく引き延ばしたりする。その後はボーカルありの曲になって、サンドウィッチやNew Shoesの曲など。前にどこかで書いたかもしれないけど、やっぱりメロディーはカタリカタリとか7586の系譜を感じたりする。星さんが立ち上がって机の両端のシンバルを叩いていたのは、Killerpassのカズキさんっぽくて格好良かったです。最後の「ステイルメイト」の後半、杉山さんの右手の鍵盤は踏切の音みたいに聞こえる。あと「スティルメイト」の最後の方も少し伸ばしたようなアレンジに変えていて、ログメンからは無機質な音楽なイメージも感じるのに、人間が演奏しているような感覚もあることに気付く。

堀嵜菜那
最初の方の歌詞の部分で、イメージとしてある女性SSWの個性のままで止まってしまう。前のオープンマイクの時の堂々としていた姿が好印象だったけど、今回それが感じられず。ギターを間違えたりと緊張しているのもあったのかな。今日は単純に曲が入ってこなかったです。

公園
セットリストは「4」からの曲が多め。最初は西村さんのボーカル曲もあったけど、後半はインストへ。今尾さんのドラムはやっぱり好きだな。細かく刻んだり逆に緩めたりと色々叩ける。他のメンバーの音も変で、特に西村さんのキーボードと、名前を知らないけどEXPEさんと同じギターを使っている方のギターの人は特徴のある音を鳴らす。公園を初めて見た時に思った想い出波止場っぽさも感じる。それでいて良いテンポのリズムが続くんで踊れる音楽。今尾さんとEXPEさんギターの人(2人は夫婦)のお子さんが時々ステージまで来て、竹のパーカッション?や笛を吹いたりと演奏に参加したがっている様子。お父さんの股の下をしゃがまずにくぐったりしてたのが面白かったです。最後の方、エフェクターの上を通り道にしようとしてたんで、そこはかとなく父が子を足で移動させていたのも良かった。最後2曲は多分新曲で、最初の方はビート感のある祭りっぽい曲。もう片方は西村さんがギター持ち替えてのトリプルギター編成。ギターのフレーズが細かくて、こっちも速めな曲だったはず。就職してからの10年間で唯一書けた新曲なんだとか(片方は現在製作中の「3」の曲なのかな)。昼のイベントなのでお客さんにも子供がいてて、その中で演奏しているバンド名が公園なのも良いと思いました。

神田さやか
ガットギターによる、基本静かな声の弾き語り。死神とか出てくるような歌詞の、淡々としたアシッドフォークは、歌の原点に戻ったような印象。こういう感覚で聞くライブは久しぶり。歌というか、次に出てくる言葉で物語が続きそうな曲。ずっと同じような音が続くので、飽きるかな~と思ったけど、その感覚もなし。ライブだけでは分からない部分はあるけど、まだまだ魅力はありそう。アンコールは堀嵜さんと2人で多分神田さんの曲を演奏。
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9/23土(夜)
がけ@ブラジルコーヒー

石原ヨシト
最初は1人での演奏。1曲目は世界の輪郭の曲。ヨシトさんっぽい表現の歌詞が良い。2曲目にはパピペポの曲で、次に「ニューメキシコミッドナイトカウボーイno.1」。ヨシトさんを見るのは久しぶりだけど、自分が持っているイメージとは随分レベルが違っていて、こんなに良い曲書く人だったっけ、と驚く。フォーク以外の色も持つ人。ここからはゲストとは呼ばず友達が参加。まずTEASI亀山さんがドラム、カタリカタリ河合さんがコントラバスで参加。亀山さんは最初手でシンバルを叩いてて、途中からいくつかの枝が生えたままの大きめな木でスネアを叩き出す。枝の広がりがある分、同時にシンバルも鳴る。一応ちゃんとしたスティックも使ってました。河合さんは弓での演奏で、本当にコントラバス・プレイヤーとして呼ばれている感じは、ソロやカタリカタリではあまり見れないタイプの演奏だったので面白かったです。「アー、アー、アー」みたいなサビのコーラスも一緒に歌う。河合さんはこの曲のみで抜けて、次に永見恵利さん、テト・ペッテンソンのかにさん、あいさんの3人が加わっての最後の曲。亀山さんはドラムでなく、床に座りながら鈴のついた竹を垂直に打ち付けて音を出す。ヨシトさんはボトルネックを装着してのブルースっぽくもあるけど、高速ブギーっぽくもある曲。途中から入る女性3人の手拍子もスピード感に拍車を掛ける。あんまり揃ってない手拍子も良い感じ。「腹が減ったら餅食えよ、急いで食ったら火傷をするぞ、猫舌坊主」みたいな歌詞のサビは女性コーラス隊が合唱。どっかの村の儀式みたいな雰囲気のある曲でめちゃくちゃ格好良かったです。

FRORIDA YOUNG(シゲビアソロ)
SHIGE BEER AND A THOUSAND NEW WIFEのシゲビアソロ。あんまりバンド時と変わらず、タバコを吸って、アンプの音量上げて、ブルースを弾く。あとは、こっちの方が目立ってたけど、床に置いたスコップを靴の下に付けた金属製のお盆で踏み付けてガンガン鳴らす。こういう発想が出来る人なんだな。途中ケータイから鳴らした音声をピックアップに近付けて音を拾わせようとしたりも。ジャンクとかスカムよりかは、もっとピュアなロックンロールだと感じる。自分が今まで聞いた中では、一番大きな音量でのブラジルのライブ。
 
岡田了
EXTRUDERSのギターの人のソロ。機材も多く用意していて、バンド時と同じのを使っているのかな。ギターのインストで、最初の方は微小な音の変化を聞かせる。深海や宇宙を漂うイメージの音。光を当てる?と音が一時的にぐんと発生する機材も使う。キーボードもあったけど、分かりやすく鍵盤を弾いているみたいな音は使わず。で、漂う感じのうねりのある音は徐々にうるさくなって、最初から地続きに大きな音へ変貌。この音を発生させるまでの過程としてあったのが最初の音なんだな~と思う。後半はギターを抱き寄せるようにしたり、弾くと言うよりは手で弦をはたくみたいに演奏。この抱き寄せるポーズみたいなのはEXTRUDERSの人だと思わせるパフォーマンス。最後はエフェクターを手で払いのけて強制的に終了。

やまいも(OBAIHO+左京泰之)
ギター+ボーカル、ドラム、ギターの3人。ボーカルの人がOBAIHOさんで、ギターの人が左京さんみたいだけど、そうなるとドラムの人は誰なんだろう。OBAIHOさんはリズムキープに徹した簡単なフレーズのギターを弾いて、あまりメロディーのないラップのような語り。左京さんはワウを使ったり、キーボード的な音だったりと色々な音を鳴らす。ラップは「フィリパブダディ、エリックサティ」とか「グッディーに明かりが点くまで」とかそんな内容。ディランっぽくも聞こえるけど、韻を踏んでるとやっぱりラップ。途中ある程度轟音になった左京さんのギターが、YO LA TENGOの「Blue Line Swing」みたいと思ってたら、岡田さんとの横浜組で車で来たってMCの後の曲は、本当にフォーキーなYO LA TENGO感。あんまり上手くないドラムもジョージアみたい。そう思い始めてからは好印象のまま見続ける。最後はパンクな曲で終わり。