お も か げ

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6/8-10

6/8木
@得三

蠣崎未来
得三のステージが似合う声。音源を持ってないんで曲名は分からないけど、聞いたことのある自作曲(MCも大体いつもと同じような紹介)といくつかのカバーを披露。「Give me crazy love~」みたいな歌詞の短い英歌詞の曲は初めて聞く。最初の曲での、ゆっくりと永遠に続きそうなタイム感が印象的で、スローなテンポは蠣崎さんの歌の特徴のような気もするけど、1曲目に特にそれを感じました。途中で松沢さんをステージに上げてギターを弾いてもらっての、浅川マキさんの「それはスポットライトではない」のカバー。結構無茶振りっぽかった。松沢さんはギターを強くはじくように弾くので、すぐに思い浮かべたのは堀田ダチオさん。この後のステージが楽しみになる。

松沢春伸
1曲目は蠣崎さんもカバーしていた「Give me crazy love~」みたいな歌詞の曲で良い演出。その後は蠣崎さんと同じく、多分自作の曲とカバー曲が続く。やっぱりギターの強いフィンガーピッキングはダチオさんみたいで、あの奏法は曲に凸凹だったり傾斜みたいなものを付け加える感じがして、曲を自由な形に変えていけるのが良いな~と思ってしまう。声の印象は違っていて、元々松沢さんを気になるきっかけになった青木拓人さんに近いものを感じる。他にはブルースな要素もあったり、中盤に披露していた「夜の太陽」って曲でのいかがわしい雰囲気も良い。曲調にもバリエーションが出てきて、ニーナ・シモンのカバーで最高潮を迎える。ただし、演奏時間が60分位で、この後もまだまだ続くけど、前半と同じような曲が続いたり、またキラーチューンと呼べるような曲もなくて、飽きてしまった。今思うと蠣崎さんとステージ上がっての少しネタバレがあったんで、興味が長続きしなかったのかも。アンコールは蠣崎さんも参加しての「I Shall be released」みたいだと思ったけど違う曲で、「sing for you~」みたいなサビの曲。ニーナ・シモンのカバーまでは好印象だったので、山形の人なんで中々見れる機会は少ないかもしれないけど、また見てみたいとは思います。
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6/10土
かえる属の宴@きてみてや

コイケデリック・キノーシス・エレクトリック
古池さんと木下さんのDUOでの演奏。二人ともエフェクター・ルーパーなどを多用してのエレクトリックな音。そういう音も良かったけど、最初の方の木下さんが弾いたバイオリンの音の均一さや、古池さんのマウスピース付近だけでの吹き方の変化も良かったりと、生音での演奏でも魅力的。途中から木下さんはプリセットで入っていたチープなドラム音とキーボード音を流し出す。この時のビートは普通で、即興的な演奏なのに、分かりやすいビートを使うんだな~と思う。そのビートに対してどうアプローチするのかを考えるのが、更に即興的な演奏になるのかもしれないけど。次に鳴らしたビートはもう少し変なビートだったけど、ありそうなビートではあった。打楽器奏者ではないので、あんまりそういうものを期待するのは違うのかな。内橋和久さんのワークショップでの、リズムは演奏を縛る制限になるみたいな話を思い出す。後半の、木下さんの弓を寝かせての雑な演奏で聞かせる音も良かったです。ライブの展開に発展性はなくとも、音のユニークさで楽しめました。

かえる属+古池寿浩+西本さゆり
細馬さん木下さん二人のかえる属に、古池さんがトロンボ-ン、さゆりさんが歌とスネア、小物楽器で参加しての四人での演奏。ゲストで何曲か、ではなくずっと出突っ張り。1曲目は「音痴というもの」。ボサノバ調の曲で、すぐにカオリーニョ藤原さんをイメージする。きてみてやっていう場所と、歌詞の内容のせいだと思うけど。それ以降はカオリーニョさんの感じは全くなく、その1曲だけでした。セットリストには知っている曲が多く、改めて聞くと良い曲ばかり。「ふなずしの唄」「女刑事夢捜査」「SPアワー」「とんかつ岬」など。1曲1曲に付く解説も、さすがは教授なので話も上手い。今回購入した新譜「切符」からは「ドローン音頭」「手鞠歌」「城はキャッスル」。他にはブルーナイルの日本語カバーもあり。曲に絡むでもない古池さん単体の音がすごく良かったり、さゆりさんが単独で歌う時もあったりと、二人の役割も大きかったです。途中でさゆりさんが「この曲やりましょう」って提案してスネアを叩いたら、「音源通りですね」って細馬さんが言ってたんで割と自由な演奏でも良さそう(その曲は結局やらず)。最後は「やさしさに包まれた」「終点まで一駅」。「終点まで一駅」は細馬さんらしい表現なのにどこかロマンティックさを感じる歌詞ですごく好きになる。アンコールはこれも日本語カバーの「ラスト・クリスマス」。木下さんが一人でめっちゃ歌ってて、後半は感情入りすぎてねっとりとした歌い方になる。即興音楽家の人って変な人が多いな。古池さん、さゆりさんの何気ないコーラスも良かったです。で一旦落ち着いてからの最後は「あの寺へ帰りたい」。いくつかの曲は中尾さんがいないから出来ない、みたいな制限もあったので、この編成でも出来る曲もどんどん増やして欲しいです。

6/3-7

6/3土
@鑪ら場

タナ・カミオ
先日の岐阜みたいにルーパーを使用してのライブ。でも、ルーパーを使う曲は前みたいにひとまとめにせず飛び飛びにする。最初は「まっくらさん」。鑪ら場のコンパクトなサイズのせいか、前よりも声の力強さを感じる。他には「アイサツ」「虹」など。「ハレルヤ」に少しメロディーが似ていると思った曲があって、歌い出しがお酒のことだったけど、すぐにコーヒーの話に移る。少し野村麻紀さん的にも感じて、そういえばノビさんって意外とのんべえな歌とかは少ないな~とか思ったりもする。最後は岐阜でも演奏していたルーパーを使う新曲だったけど、パーカッション的に叩いたリズムの音が遅くてやり直したり、曲の途中でもういいや的に止めたりもしてて、やっぱりまだ不慣れな部分がありそう。昨日アルバムも録り終えて、得三ワンマンライブも控えてるそうなので、ルーパーも使っての持ち曲を増やしてるんだと納得。

紙コップス
始まる前からPLUTATAの子供たちが犬小屋に入っててそのままスタート。「きくちのタイフーン」、各務さんがエレキギターに持ち替えての新曲「ドンマイ・マイ・ガール」と、もう1曲の長めな新曲。最初の方のワンコード押しはMad Tapes Erase Groupみたいに思えたり、途中でファンクっぽいのも出てきたり、ポップなコーラスもあったりと聞き応えのある曲です。何曲か終えても子供たちは交互に入ったり出たりを繰り返していて、まっちさんが曲間で犬小屋の天窓の網目の隙間からスティックで突いたら中から(軽くだけど)怯えながら出て行く。その時に「こっちも怯えながら叩いてる」って言ってたのが面白かったです。ドラムに付いてるライトを天窓から当てて子供たちをおびき寄せたりもする。後半は「すなあらし」「ぷちゃへんざ」。今回も2階席から見てたけど、ハポンの時よりはメンバーの姿が見えて、「ぷちゃへんざ」での菊ちゃんのピアノが大変そうと思いました。

ミラーボールズ
前回見た時はライブのキレの鈍さを円熟味みたいに感じて良い印象だったけど、今日のライブを見るともう活動休止前のキレの良さが戻っている感じ。鈍いままでどう変わっていくかも楽しみだったんだけど、この戻り具合ならこれはこれで格好良いと思える。1曲目は「暗闇は好きかい」で歌い始める曲、2曲目はウィリアムの曲と、どちらも久々に聞くけど、活動休止前から歌っている曲。で「ペータとリリィ」「涙のシベリアロック」が続く。「涙のシベリアロック」の間奏部分ではうろつくミラーボールズが見れた。次の「口笛が聞こえる」は歌詞を少し間違えていた気も。「口笛」なのか「くちびる」なのかがごっちゃになっている感じ。この曲ではこれぞミラーボールズ!的に勢いよくぶつかり始めていて、そのままの流れで「青い鳥」。間奏中の勢いもよすぎて、恵子さんは森さんを蹴り飛ばしもする。そのせいか恵子さんの方のギターのマイクの接触?が悪くなったけど、「このギターは今日森くんに見てもらってたんで、森くんのせいです」って語るのもミラーボールズな感じ。最後は「パンツが脱げた」の曲で締め。本当に再認識できた格好良さでした。

長谷川雄一(PLUTATA)
くみさんとの二人Jaajaでのライブ。くみさんのチェロはPLUTATAでも弾いているのを見たことあるけど、1曲目のワルツっぽい曲での同じ間でずっと繰り返し弾き続けているのを見ると、すごく上手い人なんだなと思って、今までそんなイメージがなかったので驚いてしまう。他にも弓を使わず指弾きでコントラバスな使い方だったりと、全曲にきっちり参加。「さなぎのスープ」「動物園」は演奏していたけど、セットリストは今作っているソロアルバムからの曲が多め。PLUTATAで演奏すればそれっぽくは感じるかもしれないけど、PLUTATAな雰囲気は少なめ。MCは今作っているアルバムとか移住先での生活のこと。家で練習していたら外の草の風で吹かれる音やカッコーの声も入ってきたりで、そういう時に「今のやばかったよね?」と感じるそう。くみさんはゆーにゃんさんに「固くなってない?」とか言って、ずっと弓でこづいていました。アンコールは多分アルバムに入らないっていう曲で、「キノも何かする?」って言われて、音は鳴らなかったけど、キノくんがギタースタンドの下の支える部分をくるくる回していたのが良かったです。
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6/7水
スティー部@KDハポン

モモジ
円盤の映画祭の時に撮った、ジョンのサンの神谷さん吉川さんが会話したり、食べたりしている映像を上映。神谷さんがパンを掴むシーンを何度も逆再生・再生繰り返したり、質問に対する吉川さんの回答で何度も同じシーンを差し込んだりのサンプリング・コラージュみたいな作品。モモジさんは始まる前の解説で自分の性癖が表れているって言ってたけど、食卓の机の下での足元のやり取りのことなのかな。結構昔の作品で、見た記憶も何となくあるけど、吉川さんって昔から吉川さんみたいな顔しているなって思いました。

田豊
今回は弾き語りを2曲。両方とも古い曲で、1曲目は中学時代に初めて作曲した曲。初めて作った曲の割にはしっかりしていたけど、本人的には中二病黒歴史とのこと。歌詞に「幼い頃」って単語が出てくるのは、ちょっと背伸びしているみたいで微笑ましかったです。もう1曲は「10年前に作った」って言ったのは覚えているけど、「弾き語りする時用の曲」って言ってた気もするし、「サックス用に作った」とか「歌詞は昨日書いた」(歌い出しは「ひまわりの種~」)とかも言ってた気もするんで、曖昧な記憶。これはカラオケも作っていて、ギターソロ時以外はボーカル専念。曲自体はさっきの曲と同じような印象。ボーカルは普段の濱田さんの声から想像できる感じの歌声でした。

in(鈴木悦久+聖澤聡)
鈴木さんは電子機材で主にビートを鳴らしていた印象。最初の方はダンスフロア向きでない、どっしりとした遅いビート。少しでたらめなスキャットっぽいのも電子機材で鳴らしたりもする。ヒジリさんは管楽器、シンセ、アコーディオンを使用。管楽器ではドローン的に吹いたり、途中でラーガっぽい音階も。中盤ビートの速度が少し上がった時は、ヒジリさんはシンセの鍵盤の弾く速度で対応。やっぱり互いの音をちゃんと聞いているんだな。最後のアコーディオンフェイドアウト的に始まったけど、少し長く続けてアウトロみたいな演奏。転換中のリハでアコーディオンにエフェクトを掛けていたのが格好良かったけど本番では使わず。展開も音の感触も聞きやすいのは、この二人の演奏なのでさすが!と思ってしまう。

スティーブジャクソン
1曲目は新曲?の「パラレル・チョコレート~」なタイトルの曲。初めて聞くけど「スタイリッシュな生活」に近いイメージ。2曲目は「ミルクと牛乳」。濱田さんのギターは前回みたいなエレクトリック三味線ワウで、ヒジリさんのシンセもファンクっぽいリズムで弾いている。モモジさんのベースの、いつものフレーズに余分なのを付けている感じも良かったです。3曲目は「フォークミュージック」。ヒジリさんのシンセは最初の方はうっすら鳴る。一度ブレイクが入った後に少し加速するのは初めて見るパターンかも。次から順番が違っているかもしれないけど、次は「I Saw Her Standing Nowhere」、その次は「点の世界」。始まるとすぐに止めて、「あれ、これかな?」みたいに色々試して、「あ、これだ」って納得した後の歌い方がめっちゃ間違えている気がしたけど、そのまま続ける。スティーブジャクソンなんで、どれが正解とかはなさそうだけど、明らかに変な感じで、鈴木さんは笑っていました。で、久しぶりの「R.F.G.T」。この曲のイントロのハイハットのリズムの取り方がめっちゃ好きで、今日のアレンジではそれが聞けたので満足。ずっと聞いていたいタイム感です。続く「つめあと」は結構鈍い音での演奏。ライブの最初の方はヒジリさんのシンセは軽く聞こえていたけど、その反動みたいにめっちゃ鳴らす。最後の曲は「そっとわれにかえる」。これも前回同様濱田さんのギターは何か所か不協和音な音だけど、思ってたよりは不協和音さは減る。で、この曲の中盤でのヒジリさんのシンセの、音からタイミングから何から何まで完璧に格好良く決まっていて笑ってしまったけど、それを追い越す位濱田さんのギターのフレーズが何これ!?みたいな感じでめっちゃ良かった。最初の方から弾いていたかもしれないけど、気付いたのは最後のサビの時で、行きそうで行かない感じのギターのフレーズが、モモジさんのベースと絶妙に噛み合ってなくて、それがすごかった。このアレンジは色んな人に見て欲しいです。アンコールは「ギター」。ベースの響き方が少し変で生音みたいにも聞こえる。他のメンバーが入ってくるのも遅かったので、最初の方はモモジさんソロでの演奏みたい。後半はバンド全体の演奏になったけど、最後はうるさくなるパターンじゃなくて、自然にフェイドアウト。ここ最近だと一番良いスティーブジャクソンでした。

5/27-29

5/27土
spazio rita

NOISECONCRETE×3CHI5
今日は店の都合上大人しめなセットにするって話を聞いていて、1曲目は全然ノイズが鳴らないままだったので、この感じが続いていくのかな~と思ったら、曲終わりにオノさんがペンライトみたいなのを振りながら絶叫してたんで、いつも通りでした。でも、その後もさっきよりノイズは鳴るようになったけど、激しいノイズは鳴らさずで、ノイズの発生源のシェイカーみたいなのからもシャカシャカって生音が聞こえてくる。あんまりビートもなくアヴァンギャルドな音の中で3CHI5さんはよく歌えていて、最後の曲でのメロディーは少しポップに感じました。久しぶりに見たんですけど、また見たいって感覚は残る。

inahata emi
「いちじくの葉」が「晩夏」に変わってたり曲順に違いはあるけど、先週のきてみてやの時とほぼ同じ。きてみてやの時には「いちじくの葉」での枯れてる度が増していたのが魅力的に感じたけど、「晩夏」は昔からのイメージと変わらず。

ゑでぃまぁこん
サックスの水谷さん不在での5人編成での演奏。1曲目はアシッド・フォークのイメージを取り払えばアイドル歌謡みたいな曲。カラフルさも渋さも皆無な音がアシッド・フォークと言われる由縁なのかな。歌が真ん中にある訳でもない感じも良い。まぁこんさんのベースも、モツさんのペダルスティールも格好良かったけど、一番良かったのは曲の向きを変えるようなアクセントで叩く楯川さんのドラム。すごいドラマーだとは知っているけど、今回の一番の発見が楯川さんのドラムで、他のバンドで叩いてるのも見てみたいです。あんまり音源を持っていないので、演奏していた曲の多くは分からないけど、曲名が分かるのは「お星さま」「交信」「虎とライオン」で、後半に演奏していた「真夜中の音楽」はハイライト。個人的には好きな曲である「くさり」「くろがねもち」も聞きたかったところ(水谷さん不在の編成だと無理なのかな)。それでも少しの休憩挟んでの1.5時間の演奏は贅沢な時間で、良いバンドはちゃんと見ないといけないな~と思わせるライブでした。
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5/28日
@valentine drive

汽水域[山田亮(pf)笠井亨(b)十三(ds)]
演奏の流れはあまり覚えてないけど、格好良かった感覚は残る。前回の得三の時と同じような感想かと思ってたけど、見返してみたら全然違っていて、今回のはもっとジャズ寄りな演奏。笠井さんはコントラバスのループ音だったり、そのループ音の速度を変えたりの機材いじりもする。途中コントラバスを弾かずにシールド外してプラグを当てたりするノイズも出してたけど、あんまり意図が分からなかった。そのノイズきっかけで何か次の展開が始まりそうで、十三さんも少し反応してたけど、その流れにはならず。

金子ユキ(vln)加藤雅史(b)十三(ds)
最初に加藤さん一人での演奏が始まって、十三さんユキさんが入っての、途中十三さんソロっぽいのもあって、また三人での演奏に戻る。ユキさんだけの演奏は無し。このトリオも格好良い演奏で、加藤さんは踊らせるベースラインをずっと崩さず続けていて、その上で十三さんユキさんが自由な演奏。加藤さんとは逆にユキさんの変化が続いていくviolinも良かったです。前になんやで見た時みたいな、ここがハイライト!的なポイントはなかったけど、ずっと飽きずに聞ける演奏。ユニット名も決まったそうで、TRIASだそうです。

AWA[粟野昌良(ds)堀田準一(b)芝田育代(key)]
前二組はジャズな演奏だったけど、このトリオはジャンルとしてあるインストって感じで、最初の方はKeyがスペーシーに鳴ってたけど、それ以降はバラードの曲もありつつもパワートリオみたいな演奏。あんまり良い印象は残らず。
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5/29月
@なんや

鈴木常吉
ワンマンで見るのは久しぶりで、久々に聞く曲もいくつか。1曲目の「父のワルツ」のイントロでのアコーディオンの蛇腹の広がりが宇宙の誕生みたいに思う。三上寛さんが書いた「ぜいご」のライナーノーツの「最後の咳がいい。咳は『声』のビッグバンだ。」って文章から連想されたイメージなのかもしれないけど、格好良かったです。アコーディオンとギターを2,3回持ち替えての演奏で、その後「さびしい時には」「ダーティー・オールド・タウン」「思ひで」「くぬぎ」など。聞いたことない新曲もいくつかあって、団地の窓みたいな歌詞で始まる曲が「ミノ君」に通じる良さがあって好きになりそう。この後「目が覚めた」のイントロ弾くも、アレ?みたいな感じになって上手く行かず。何回か試した後、もう曲変えよう、みたいに始まったのが「トリちゃんの夢」。この曲に「やる気を出させておくれよ」って歌詞が出てくるんで面白かったです。ちょっとアレンジ・歌い方もコミカルな感じにしていました。一旦休憩が入っての2部は「肉屋」「鉛の兵隊」「雨」「疫病の神」「夢つぶしの歌」、注射器の曲など。後半は段々とラフな演奏になっていて、強烈な印象を残す「ハレルヤ」もその後半。最後は1部で歌えなかった「目が覚めた」「石」で、アンコールは「煙草のめのめ」。全体を見ると少し調子悪そうにも思えたけど、ミノくんっぽい新曲と「ハレルヤ」が聞けたのが良かったです。MCは家族についての話が多め。感謝することについて話している時の、「初詣とかに行って100円だかの賽銭で金持ちになりたいだの幸せになりたいだの願うのはおかしなことで、ありがとうございます位で良いんだよ」ってのが常吉さんらしかった。

5/25-26

5/25木
未知との遭遇@KDハポン

杉山明
小さいKey二台にエレキギター、あとはログメンでも使っている足元で使う自作パーカッションも。1曲目は前のログメンの時にも演奏していた「New Shoes」って歌う曲。Keyでパ行に近い柔らかい音をループさせてのギター演奏で、うっすらノイズも鳴り続ける。足元でトライアングルを鳴らしていた2曲目はギターのループを使っていたのかな。1,2曲目の感触はすごくポップ。3曲目はノイズ多めで、変な角度から音が来る感じはオオルタイチみたい。右手でKey、左手でギターをユニゾンさせていたのが面白かったです。昔杉山さんがHADAさんのサポートをしていた時の、Keyを重たいか雨降ってたかの何かの理由で持って来ずに、ギターを使ってKeyまんまの音を出していたライブを思い出す。最後の4曲目は展開が何回かある気になる曲だったけど、最初と中盤にやり直しがあったりと納得してなさそうな出来。エフェクターとか自作パーカッションいじろうと椅子に座りながら手を伸ばすとギターを台にぶつけたりで、家での練習とは違う部分があるのかな~と思う。

回転木馬
名義は回転木馬だけど、鈴木義人さんのソロ。のうしんとうみたいなリズムボックスを使用しての踊らせる歌。足元でリズムを調整していて、スイッチの連打だったりタイミングでいびつなビートになるけど、不思議とポップに聞こえて、突き抜けている雰囲気もある。前見た時の、ジャンボって歌う曲が印象に残ってるけど今回はせず。対バンだったから思った訳ではなく、カタリカタリの「ロドリゲス」をカバーしたら似合いそうなイメージが昔からあります。

百景借景
百景借景もカタリカタリ河合さん一人での演奏。1曲目は何回か聞いたことある英歌詞の曲。次は最近気に入っている曲でちょっとずつ歌詞も分かってきた、「時代」って言葉が残る曲。最後に「帰れない」って歌詞が出てきて、勝手に「鍵」って言葉も出てくると思ってたけど出てきませんでした。次にもう1曲聞いたことある曲があって、「土と手」「黄昏の町工場に」が続いて、最後は残り時間聞いてからその場で決めた「マーマレードロール」。あんまり位置を変えないスライドが印象的。「マーマレードロール」は久しぶりに聞けたし、「土と手」も曲名を知ってからは初めて聞く気もするんで、珍しいセットリストだったと思う。毎回聞けない名曲がごろごろしている。

旦那がストーンズ
ザ・ヒューマンズのギターの人を含む4ピースバンドで、ザ・ヒューマンズの人以外は結構なおじさん。最初の方はロックンロールマナーに忠実なバンドって印象だったけど、多分2曲目のギターの音から少しゆらゆら帝国みたいにも思い始める。Vo+Gtの人がフライングV使ってたんでそのイメージを助長させていたけど、調べたら坂本慎太郎は多分フライングV使ってなさそう。でもゆら帝ってイメージは自分の中では付いてしまって、疾走感の無いゆらゆら帝国みたい(それが良い)だと感じていたら、曲が始まる前のMCで「僕らの曲は全部死についての歌詞です。次は「まぐろ」って曲です。解体ショー見て思い付きました」って言った後の曲の歌詞が「ぐにょぐにょまぐろ~」とかだったんで、めちゃくちゃ最高だと思った。後半は曲のバリエーションも増えてきて、ダブっぽい曲、ギターの音がサザエさんみたいになる曲、誰かの曲っぽい曲など。ライブの流れも良くて飽きずにずっと楽しんで聞けた。また見たいです。絶対に面白いバンド。
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5/26金
あうあう@CLUB ROCK'N'ROLL
 
FULLFLAT
見るのは初めてで、仙波さんだけが変わってるイメージを持っていたけど、他の二人も変。ベースの人(リーダーって呼ばれている)がずっと曲を引っ張っていて、客席にドラムセットを置いての演奏だったんで、今思うとライトニング・ボルトなベース。仙波さんは変な楽器は使わず、浜松でのくじ引きセッション時みたいなまともな叩き方。「JAZZ」って曲でのリーダーと仙波さんの二人のやりとりが成立している間、カズオさんはギターをサックスみたいに持って吹く振りをする。音についてはあんまり覚えてないけど、良かった感触は残っています。あと久しぶりのロックンロールで見るって環境のせいか、知らないバンドを見るのは楽しいな~って感覚もありました。
 
BOKUGO+N⊥K
二人での即興で、あんまり発展性も終着点もなく終わったイメージ。BOKUROさんはシンセと声のループで、声のループを使うと曲らしくなる時もあって、OUTKASTの「ハッ!!」みたいな発声もあり。シンセの音はよりポップで、こっちの方でも個性が出そう。N⊥Kさんはギター演奏のみで即興的なギターだったっていう感想しか残らず。N⊥Kさんについては歌が聞きたくて、そっちにBOKUROさんが絡んでいくのが見たかったのが本音です。

Kaz Koike(ELECTROGRAVE)+大野邦彦(自転車)
大野さんは自転車を逆さにしての回したホイールにスティックを突っ込んでの音、バネを伸縮させて床に付いた時の音、メジャーを引き込む時の音をコンダクトマイクで拾ったりする。このパフォーマンスは前にも見たことあったけど、知り合いっぽいお客さんが頼んだピザに使っていた調理具のミル(回して胡椒とか挽くやつ)を回す音、ギターケースのジッパーの開け閉めの音を拾っていたのは初めて見る。小池さんも同じく自転車にコンダクトマイクを付けての演奏で、最初スタンドを立てた自転車に乗ってペダル漕ごうとしたけど、すぐに荷台に載せたミキサー?が落ちたので、ペダルは手で回すことにする。ちょっとノイズっぽいエフェクトが掛かっていた記憶。ほうきでホイールの部分を軽く擦ると結構なノイズが鳴ったりもする。お互いが別々の演奏って感じだったけど、終盤はコンダクトマイクをラケットに付けて、二人でバトミントンのラリー。この時の小池さんの方の音は変にエフェクトが掛かっていて、次のターンに入る時のテニスゲームの音みたい。最後はシャトルじゃなくて菓子撒きになったりと、楽しくなるライブ。床に散らばったお菓子を最後にほうきを使って回収するのも、見事な終わり方でした。

あうあうあ
今回はイケダさんとNARCO二人の三人編成。イケダさんが歌う時もあって曲に分かれていたりもしたけどほぼ即興寄りな演奏で、1曲目のヒロアキさんの鋭角的に入るギターが格好良かったのと、響子さんのダクソフォンが効果的な時があったこと以外はあんまり印象に残らず。イケダさんのポテンシャル高いな~とか思ったりもしていました。

5/20-21

5/20土(昼)
@Honky Tonk

タナ・カミオ
最初何曲かで、ギターのフレーズとギターのボディを叩いてのパーカッションな音をループさせていたのは、初めて見る新しい試み。ループさせるギターの音を逆回転させてのDinner Set「虹」も披露。好きな曲なんで聞けて嬉しいけど、Dinner Set期の音源に近付けるんだな~と単純に思う。ループの音を消すタイミングを間違えたりとまだ不慣れな部分もあり。半分位は新曲で最後は「ステップ2」。アルバムの印象からは遠ざかっている感じ。

堀田ダチオ
1曲目が「情熱」の珍しいスタート。しかも、あんまり派手にではなく、リラックスしているような、力を抑えて歌っている感じがすごく良かった。2曲目は「なやみごと」で、その後は普段のダチオさんな印象に戻って「とある風景」「干し椎茸のように」「遠慮の重なり」「目隠し人間」。「遠慮の重なり」は口カズーの説明もなく、最初の唐揚げの説明もうまく出来ず。Honky Tonkの大きな窓をモニターに例えるのもスムーズに言えば面白かったのに。

島津田四郎
1曲目の「動く地球」から力強い演奏。現在新しいCD-Rを作っているそうで、新曲もいくつか。前に聞いた新曲では宇宙を感じさせる歌詞だったけど、今回の新曲にはそういう要素は感じず。最後は「砂糖ちゃん」「恥」で、アンコール「ギターギター」。「『恥』のPVは自分の音楽性を一番表しているので見て下さい」のMCが一番印象に残る。
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5/20土(夜)
シャラポワ野口を囲む会@きてみてや

inahata emi
1曲目の「いちじくの葉」の枯れ具合が良かった。他には「言葉が考えた」「散布図」と、あといくつか聞いたことある曲。新曲が半分以上で、「いちじくの葉」の枯れ具合が今のinahataさんのモードなのかな~と思ったけど、新曲からはそれ程感じられず、inahataさんらしいと思える曲が並んでいました。

てんしんくん
前のハポンで見た時とは違う曲もあったとは思うけど、印象としては同じで、キーボードのインスト、毛むくじゃらの犬の曲、ゲームミュージックっぽかったインストの新曲、ウクレレ、最後にキーボードのリズム鳴らす曲。リズム鳴らす曲での、お客さんで来ていた石原ヨシトさんの合いの手の入れ方が面白かったです。アンコールもあって、ウクレレでのINUつるつるの壺」をカバー。

シャラポワ野口(from 風の又サニー)
ガリガリガリクソンにju seiを足したような人。「○○を聞きたいか~」みたいなノリで、テンション高くギターかき鳴らして、即興っぽい歌詞を叫ぶ。CDで聞いたら、一応曲でした。バラード、ハードコア、映画とかのテーマもあって、ハードコアの曲の「返せ、返せ」の繰り返しの叫びは本当にハードコアっぽい。多分最初から言ってたと思うけど「ちょっとやらせてもらいますわ」って言葉が、後半から段々面白くなってきて、本当にずっとそんな感じのライブでした。
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5/21日
@きてみてや

島津田四郎
1,2部と分かれてのライブで、昨日と同じ曲はほぼ網羅していたはず。昨日も演奏していた新しいCD-Rからの新曲「出せない手紙」には、改めて聞くと宇宙的な歌詞がありました。前に宇宙っぽいと感じた「シリウス」も1部の1曲目に持ってくる。他には「チャーリーの伝言」「ティティテア」「すーなーおあれいたー」「揺れる地球」「アフリカの虎」など。「砂糖ちゃん」もメッセージソングの流れの時に披露。1部最後は「恥」、2部最後は「ギターギター」で、アンコールは「走る自転車 走る自動車 走る電車」。一番良かったのは、着ている服の柄に合わせて紹介していた「白い羽」。この曲はすごく良い歌詞だと思う。思い出を語り過ぎて長くなったMCとかで本人が言うようにアットホームな雰囲気になるけど、曲が終わると小さい拍手(お客さんも少なめなので)の後静まり返るんで、良いと思える瞬間はいくつもあるのに難しいライブです。

5/12-19

5/12金
@KDハポン

Rego
ハポンのピアノが調子悪かったそうで、ハポン所有のエレピでの演奏。残響音とか低音が余分に響いていたりで、タッチの強さの調節が難しいのかなと思ったりする。印象は特に変わらなかったけど、「絹の瞳」は前から知っているせいか印象に残る曲でした。あとは「グロリア」を混ぜる曲も久々に聞く。同時期に同じ曲をやっていたNARCOは全然その曲をしていないです。

ocarinamakoto
一人でのギター演奏と歌に、映像と同期音。PAの人も専属で、オカリナマコトさんからは、どの動きで同期音を出してるのか分からなかったけど、多分PAさんから。映像の中で出される歌詞は神聖かまってちゃんみたいで、歌詞の内容も文学性のデフォルトみたい。文字として見せることに成功しているようには見えなかったです。

Ronnie skip the december
スリーピースのバンド。何も残らない普通さで、ギターを使ってるだけの音楽にしか思えなかった。

スティーブジャクソン
鈴木さん抜きの編成でドラムマシーン使用。違和感ありありで、リズムも音の強弱もずっと同じなので盛り上がりには欠けていたけど、まだ納得できる範囲。1曲目は何の曲かは忘れたけど、確か知っている曲。2曲目は「ミルクと牛乳」で、この時の濱田さんのエレクトリック三味線にワウ掛けてるみたいなギターが良かったです。やっぱりバンドでも個人でも面白い人達。3曲目は「I Saw Her Standing Her Nowhere」で、これはそんなに変化はなかった印象。4曲目は「そっとわれにかえる」で、この時の濱田さんのギターが不協和音っぽくて、インダストリアルって訳じゃないけど工業的って言葉が似合う不思議な音。また聞いてみたい音でした。最後はドラムマシーンを鳴らさずに始まった「ギター」。モモジさんが「このリズムで」って口で伝えるけど、少し戸惑っているように見える濱田さん。この曲もそんなに変化はなかった印象だけど、最後になってドラムマシーンのスイッチを足で踏むも、明らかに遅いリズムが鳴る。モモジさんは演奏を続けながら「練習では格好良く出来たんですけど…」って言い出して、「次のライブは~」ってライブの告知もする。ドラムマシーンのリズムが遅いのも「鈴木くんも疲れてきてます」って上手く説明していました。
 
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5/13土
岐阜県美術館 多目的ホール

安野太郎「ゾンビ音楽 演奏会」
「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017」内のイベントで、立方体の中での作品が並ぶ中、安野さんのゾンビ音楽の装置も立方体の中。まず安野さんから装置と演奏の流れの説明。1時間のプログラムなので、出来れば途中退席はご遠慮下さいとのこと。装置はリコーダー台12本と、その後ろに声の装置が二台。演奏が始まると、リコーダー、声、更にカタカタ動く指の音が聞こえて、時々は合奏っぽくもなったりする。声の装置が設置されている台の下には大きい足踏みポンプみたいな膜があって、最初にそれが上に動き出したんで、この膜が上下してコンプレッサーの空気の役割をしたら面白そうと思ったけど、そんなことはなく最高点に到達すると止まっていました。今までに2回見たことがあるので、音楽の印象はそれ程変わらず。演奏開始から20分経ったところで、安野さんのカウントダウンが始まる。20分経つと、あるプログラミングが作動して、それまでのリコーダー全部で似たような指の動きだけど、左から2番目のリコーダーから動きがずれていって、それが感染していくように他のリコーダーにも伝わっていくことを演奏前にも説明。で、いよいよのカウントダウンが終わると、一応変わっているそうだけどあんまり変化が分からない。あんなに勿体ぶったカウントダウンだったのに。で、その変化がよく分からない演奏も20分経つと、声の装置が設置されている台が下がってきて、安野さんがパイプ椅子を持って台に上って、最高点に到達すると椅子に座っての「ゾンビ音楽史」のナレーション。これが地獄みたいで、一応「ゾンビ音楽史」の資料も渡されているんで何を言うのかも分かっているけど、これも20分位続く。このコンセプトを思い付いた2003年から現在までのナレーションはまだ分かるにしても、「2027年ゾンビ労働者協会設立」「2050年ゾンビ財団により、日本の無人島が買い取られる」みたいな偽造の歴史はあまりにも余計過ぎた。ナレーションは未だに鳴り続けているゾンビ音楽へのノイズでしかなくて、本当に途中で抜けたかったけど、最初の「途中退席はご遠慮下さい」のせいで、それが出来なかった。次回公演に期待します。
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5/19金
@parlwr

ズビズバー
1,2曲だけは決めていて、その後はその場で曲を決める、みたいな流れだったと思うけど、終始緩いままで、歌詞間違いや演奏ミスも少し気になる。1曲目はいつもより声が張っているように聞こえた「果てしなきいちゆう」。その後多分Ettの曲で、次にGUIROの曲もカバー。ズビズバーのCDからだけでなく、ソボブキ、Ettの曲も演奏していて、良かったのは「ボン、ボン」って終わり方が印象に残った「ズボン」、豆奴さんが発する「げ」の音が一番「げ」って言葉に相応しいと感じた「げんげ節」、やっぱり歌詞が素晴らしい「ワルツ」など。1,2部と分かれていて、2部最初はカラオケによる「尺八と白百合」。龜樂の名古屋初披露の曲もあって、その曲では細長い魚の骨を砕いた日本酒みたいなのに火を付ける儀式もあり。1部の緩さは2部になっても続いていて、最後の方の「トラッキー・リバー」のラフな演奏からはようやく良いと感じられるようになって、一番前のお客さんを立たせて、フォークダンスを一緒に踊るさゆりさんも良かったです。この後は、曲中に話を振られて川で会った変なおじさんの話をしていた「ばりご節」、龜樂の金玉の曲で本編終了。アンコールは「アマドコロ掴んだ春」と「恍惚のブルース」のカバー。「恍惚のブルース」では1番をさゆりさんが歌って、2番を西尾さんが歌ってたけど、西尾さんは歌詞を食べ物に変えていて(「あとはおぼろ→あとはそぼろ」など)、3番を歌う前にさゆりさんが「普通に歌って良いですか?」と聞いていたのも面白かったです。

5/7-9

5/7日
ラッキーオールドサン『Belle Epoque』Release Tour ~佳き時代に生まれたね~@KDハポン

堀田ダチオ
お客さんの受けは良かったけど、継続的に続くような良い流れにならず。少し緊張しているようにも見えました。セットリストは「木村」「目隠し人間」「なやみごと」(もう何回も聞いているはずなのに最初の方の歌詞の「縦に列を作っている」みたいなのが初めて気になった)、「とある風景」「夢中になればきっと」(人工フェ-ドアウト短めで説明もなし)、「干し椎茸のように」「情熱」。ライブの時間が短く感じたんで、もう少し演奏して欲しかったです。ベストMCは「ライブ終わったらすぐ帰ります。あ、うそです。I'll be thereです。avex trax的な(多分now on saleのこと)」。

ハートカクテル
三人それぞれが心地良いフレーズ、音を発していて、無駄な要素が全くない。曲は「コメットさんの再放送」「ターメリックナイト」「CRAZY」など。速いんで歌うのが大変らしいけど、てんしんくんのカバー(作曲してもらった曲?)も披露。先日のてんしんさんのライブ見た時に、てんしんさんの歌い方ってすごく独特だな~と思ってたけど、ローミーさんは歌いこなしていたし、ローミーさんの歌い方でも十分良さがあって、意外とみんな歌えるのかな~と思った。メロディー寄りでなくフリースタイルなラップみたいにも思えたけど。ハートカクテルは前に見た時にはあんまり印象に残らなかったけど、今日はすごく良かったです。

ラッキーオールドサン(BAND SET)
ギター、ベース、ドラムを加えた5人編成での演奏。女の人が歌う可愛いフォークな印象で、PAVEMENTがカントリーやる時のフレーズっぽいのが出てきたりと、インディー的な音もあり。好きなタイプの音楽ではあるけど、あんまり踏み込んでは好きになれず。途中から全部同じ曲に思えてきて、それはそれで面白いと思ったけど、もっとシンプルな編成で聞いた方が魅力分かるかも…と思ってたら、アンコールは二人だけの演奏で、曲の進み方・良さが分かるようになる。聞く順番を間違えた気がします。
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5/9火
@得三

HOBOけいすけ+KOI
1曲目は「I shall be released」のカバーと思いきや、多分オリジナル。けいすけさんの声には少し甘さがあって歌詞も日本語詞。最初の方はブルースっぽいと思ってたけど、後半は段々とポップな感じにもなる。「オー・シャンゼリゼ」のカバーもあり。けいすけさんは歌とギターと時々ブルースハープ、KOIさんはブルースハープと時々コーラスを担当。けいすけさんの歌を隣で染み入るように聞いて笑っているKOIさんの顔が一番良かったです。

しょうにゅうどう
スティック落としたりで演奏ミスが前半にはあったけど、普段通りなライブでした。最後の方の軽やかなインスト以外は多分聞いたことある曲ばかり。シロフォンが印象的な曲、「死ぬかと思った」、倦怠期の夫婦の曲(この曲で「四国が全部言えたからって~」みたいに歌ってたけど、毎回変わるのかな?前は「鳥取が漢字で書けたからって~」だった気がする)、「ずれる」「ロドリゲス」「右左」など。前のコエタロのワンマンの時に最後にやっていた好きな曲は今回はなし。MCでの、しょうにゅうどうの練習している公民館の音楽施設の上の部屋から「あが~」みたいな声が聞こえて、それはアームレスリングの団体が練習している声だったって話が面白かったです。

江口晶 with 石浦雄二
江口さんの声は知久寿焼さんをもう少し大人にしてフォークに近付けた感じ。でも知久さんの歌い方にもフォークの要素はあるんだな~と、江口さんを通じて考えたりする。歌詞についても何か思う部分はあったけど思い出せない。江口さんの音楽歴は40年以上らしく、サポートギターの石浦さんも44年のキャリアとベテランな二人。転換時のサウンドチェックで、ボトルネックを使って音を鳴らしている石浦さんはダルな雰囲気を出していて、見た目もおじいさんなんでリアルにダルだなと思ったけど、ライブが始まると意識がはっきりしている音を鳴らす。エフェクターディストーション掛けたりもするけど、基本はプレイヤー気質な人。二人とも魅力のある人で、声援も大きめ。アンコールは江口さんのウクレレで、亡くなった加川良さんの「流行歌」でした。