お も か げ

あの夜、あの陰気な穴ぐらのようなバーのなかの光のすべてを、自分の周囲に光輪のように集中させて、鮮烈な魅力を放散させていた男ジョヴァンニの

8/25-28

8/25金
あうあう@CLUB ROCK'N'ROLL

あうあうあ
特に始まる合図もなく、ヒロアキさんの声のループなのか、もしかしてダクソフォンなのか、「あっあっあっ」みたいな音がBGMの中で鳴り続けてのスタート。最初の方イケダさんがギターでリフなりフレーズなりを弾いて曲っぽくなるも、歌っているのは即興的な言葉。ヒロアキさんはモジュラーシンセとギターでリズムっぽいのも作ったりする。響子さんはダクソフォンとシンセ。1曲目から2曲目への移り方がスムーズだったんで良い流れになりそうと思ったけど、それ以降は断片的な演奏が続く。途中イケダさんがあんまり参加していない時には、歌っていたのもヒロアキさん響子さんだけになるNARCO状態で、この時の丸みのあるシンセ音はNARCOなイメージの音に思ったりする。前回のライブ時はダクソフォンに櫛の歯の反動を使ったりもしてたけど、今回はもう櫛自体をマイクに近付けて音を鳴らしたりも。あとヒロアキさんがでんでん太鼓みたいな小物楽器を使っているのは多分初めて見ました。中盤以降の3人が同じ方向に向かっていないような演奏が良いと思える瞬間もあったけど、もっと展開が上手くいって欲しかったです。

ジェット達
最初は全世界強い人選手権みたいなのをやっていて、「肘から先は飾りだ」とか言う強いやつとかとんでもなくでかいやつが出てくる。達さんがよくやるピカーンって光る顔もこの時に出る。その大会の模様が流れているテレビを山田が見ていると、途中でテレビが壊れてしまったので、家の裏の川に捨てに行くと型の古いテレビが流れてきたっていう不思議な川の設定。で、父親に怒られて「川で泳いでこい!」って言われた山田が泳いでいると、川底には家電がいっぱい沈んでいて、その下に輝くものが見えたんで、砂金じゃないのか?と思った山田は川底へと潜っていく。家電が沈んでいるんで、それを掴んで楽々と潜っていける描写も「すげえ行きやすい」とか言うのも達さんっぽい。口からのボコボコ出る泡のリアリティさも。で、川底に見えた輝きは砂金ではなく光で、V字型になっている川底が突然開いて、山田は落下。家電も同じように落下していく中、家電はパーツにまで分解されて、違う家電のパーツと組み合わさって別の家電になるらしく、格好良いバイクが真空管ラジオになったりする。山田も分解されて脳とか神経も飛び出したけど、最後には元の形に戻る。川底が開くのはお盆の時期だけで、父親も母親に「今お盆だよ!」って言われて、事の重大さに気付く。で、話が学校のことになって、山田が先生の質問にリズムを取ってから分かりませんと答えるのとかが気になってしまって、山田と話せなくなった女の子が登場。その子も川底に落ちてきて分解されてまた元の形に戻って、山田と再会。「大丈夫か?分解とかされなかった?」と山田に聞かれて、「大丈夫」と答えることが出来て「私、山田と話せるようになっている!」みたいな話。やっぱり達さん面白いです。

Kaseo
神と対話するための装置での演奏。最初音出しするも、すぐに止める。機材トラブルみたいで、楽屋から持ってきたスペアでの演奏になる。最初は「大きな古時計」が打ち込みで流れて、それが徐々にバグり出して、原型がなくなる。音の流れはあるけど、時々大きめのノイズが被さってきたりも。交換前のはモジュラーシンセみたいにコードを繋げているように見えたけど、スペアの方にはコードは無くて、あんまりどういう操作をしているのかは分からず。1回スイッチみたいなのを切って、もう1セット始める。こっちの方でも最初は馴染みのある曲が流れて、それがバグっていく展開で、1stセットよりはリズムトラックがあって、その1音だけがバグるみたいな印象。フロアの真ん中に机と椅子を持って来て、そんなに大きな動きもせずに、装置を操るというよりは、じっと見つめているように見えたKaseoさんの姿もありきで、アート作品みたい。装置を照らすアーム式のライトも勉強机を思わせて、その装置の名前が「神と対話するための装置」なので、完璧なシチュエーションだと思いました。

数秒にも満たない
収束しない渦みたいな音が会場を包んで、若干音割れしてるのも良い。今までハポンでしか見たことがなく、キレイな音を出すバンドのイメージだったけど、全然違う。あんまり流れがなく音としてだけ鳴らしているインスト(鬼みたいな格好良さ)→バックの音はそのままでキレイな声でVoが入るけど、そのギャップも良い→アコギに持ち替えて少しアラブっぽいフレーズを弾く、の流れ。今までそんなに良い印象がなかったバンドだけど、今日みたいに爆音で聞かないと分からない良さなのかな。体験するって感覚のライブでした。
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8/27日
@ブラジルコーヒー

河合愼五(カタリカタリ)
曲名は分からないけど、ギター→コントラバス→ギターの順で3曲。最後のは、しょうにゅうどうでも演奏している曲と紹介していたりと、どれも聞いたことのある曲。その後はコントラバスに持ち替えて、お馴染みの「ずれる」「死ぬかと思った」「歌でも歌えば」と「茜色~」で始まる曲を演奏。この流れの時には、時々音程を外していて、コントラバスのチューニングのせいなのかな?とも思ったけど、結局直らず。MCを入れずに続けての演奏だったので、間に一呼吸入れたら良いのに、とか思いました。今日のライブではコントラバスの弓は使わず。ライブ告知のMCの後、ギターに持ち替え「黄昏の町工場に」。歌詞の流れを知っているんで情景が思い浮かぶのもあるけど、今日の演奏はすごく良かったと思います。次の「秋の~」で歌い始める曲は多分聞いたことない曲で、サビで少し明るくなるのが「向こう側」に近い雰囲気。最後は「男と女」の安心する終わり方。ギター時には音程を外してなかったので、コントラバスの時にだけ何で外してたんだろうと疑問に思う。

ワダマンボ&アンドウケンジロウ
土着的だったりフォークだったり、そういうのでもなかったりするけど、バンド程のカリプソなイメージはあんまり感じず。でも、一番気になったのは歌に振り切れないボーカルで、ずっとこれは何なんだろうって感覚で見てしまう。悪いライブだった感覚はなくて、自分の知識量の無さから来るモヤモヤ感だと思う。「アイ・エイント・ガット~」みたいに歌う古いカリプソの曲のカバーが印象に残って、最後のパパイヤマンゴーみたいな曲にもカリプソらしさはあり。ワダさんのギターにはベース弦も張っているらしく、アンドウさんが楽器を頻繁に変える河合さんにもそれを勧めていたけど、そういえば河合さんが昔使っていたベース+ギターみたいな楽器は最近どうしてるのかな。
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8/28月
服部将典を囲む@なんや

角田健太
1曲目は「(続、)汗とコーヒー」。最近はコーヒーと言えばデミタスコーヒーの方だったんで、意外なスタート。次は「メロンパン」で、「ここはパラダイスだし海もある」の歌詞からは、昔オシリペンペンズが旧グ邸でライブしてた時のMCの「あとここに餃子があったら天国やな」を思い出す。MCで前2曲の説明と来月に出るTHE PYRAMIDの新譜レコ発のことを話して、ハーモニカを使わずの「GREEN」。続いては「御園座」で、指パッチンをしなかったお客さん(某ミュージシャン)に向かって「Don't be shy」のセリフ。この後、ケンタ・ハツノダっていうスペインの人のカバー。多分初めて聞きました。で、服部さんが参加してのNRQカバー「ギョロギョロ」。服部さんがコントラバスの準備している時に、実はTHE PYRAMIDに在籍していたことがあると告白。角田さんとは同じ大学で、THE PYRAMIDには3日間だけ在籍していたそう。「ギョロギョロ」の後は間を挟まずに「朝」につなげていたけど、ともよさんも参加するのにそのタイミングを与えずで、機材やらで狭い中なんとか入るともよさん。コントラバスの音が似合う「朝」は、村上さん参加時の波バンドとはまた違う雰囲気になっていました.。最後は「友達」で、サビじゃないところで使う服部さんの弓の音が良かったです。

服部将典
「地味な曲が続きます」のMCの後、本当に地味なコントラバスの演奏。1曲目はインストで、リフやフレーズもあったけど即興的に思えた演奏。2曲目は英歌詞の歌付き。3曲目はクラシック要素のある曲で、弓を使ったりするのもクラシック的。この曲ずっと聞いていたいな~と思ってたけど、途中からジャズっぽくなって、最後は「ラブ・ミー・テンダー」のメロディーを弾き出す。他の2人よりは短めの演奏時間でした。

大場ともよ
最初の方はソロでの演奏。まだアルバムを聞いていないんで知らない曲が続く。途中から角田さん服部さんが参加しての「クロール」。やっぱりこの曲での角田さんのギターは良い。MCでアルバム録音メンバーで来年犬山と多治見でライブするって話が出て、服部さんがさっきのソロ時にしようかと思ったけど、歌っていると泣いてしまうから、と出来なかった曲をここですることに。犬山の明日香っていうシンガーの「長良川」って曲で、昔のメ~テレ(当時は名古屋テレビ)の深夜に流れていたそう。「川に流れる葉が海へと向かう」みたいな歌詞で、服部さんは泣かずに歌いきる。角田さんは和歌山フェリーが到着する時に流れる曲が好きで、着くのは嬉しいけど寂しい気分にもなるのが良いんだとか。その後、角田さんが一旦抜けて、ともよさん服部さんのデュオになって英歌詞の曲。この辺りで昨日のワダマンボさんのライブ時に感じた、歌に振り切れないボーカルをともよさんからも感じてしまう。変にメロディーがありすぎる訳でもない感じなのかな。ともよさんはワダさんより何回も見てるし、「クロール」からはそんな感覚を覚えないので、単に聞き慣れていない曲のせいなのかも。でも昨日のモヤモヤ感が蒸し返してくる。デュオ編成が終わると、再度角田さん参加。この時の角田さんをまっすぐ指差して「出番だよ」って言ってたともよさん、格好良かったです。でトリオ編成になって、ムーンライトって歌う曲。この曲がめっちゃ良くて、エリオット・スミスみたいに感じる。中期ビートルズに比べられるエリオット・スミスなんで、ともよさんとの共通点もあると自分の中で腑に落ちるような感覚で、ともよさんのKeyも良かったです。さっきまでのモヤモヤ感もすっかり無くなる。ともよさんこんな曲書けるんだ~と思ったけど、話を聞くといしだあゆみさんの「ムーンライト」って曲のカバーとのこと。アンコールは角田さん推しの「秘密のデート」と、合唱になる「花のルージュ」でした。

8/19-20

8/19土(昼)
パーク音娘。'17 「バリバリガムテープ ~掟ちゃんいらっしゃい!~」@名古屋港水族館南側緑地

掟ポルシェ
イベントの趣旨は「真夏の野外にハロプロ楽曲を楽しもう!!!」で、掟さんはゲストDJ扱いでイベントの終盤に登場。最初はアイドルヲタについての演説。ヲタを褒めたり貶したり、知り合いが握手会で抱きついて出禁になった話とか。会場アンケートみたいな感じで、お客さんにDJが聞きたいかorそれ以外かを聞くと、それ以外の方の反応が多くて、「じゃあ、また」と帰ろうとすると、アンコールの声で戻ってくる。毎度お馴染みなのか何度かそれを繰り返す。その後DJが始まるも、曲を掛けるとすぐステージから降りてお客さんのところまで来て、振った缶ビールを曲のサビになると開けてプッシャーとか、ステージから多分ちくわ投げてたりとか、ロマンポルシェ。でもしていそうなパフォーマンス。1曲目に掛けてたのがベースの格好良い曲だったんで、音楽寄りで選んでいる気もしたけど、途中からは他のDJの人達と同じようにお決まりの振り付けがあるような曲も掛ける。ガムテープでお客さんグルグル巻きにしたり、くわえたちくわのもう片方の端をお客さんにくわえさそうとしたりと、後半になってパフォーマンスはヒートアップ。ゲストで呼ばれているんで好き勝手に出来ることなのかな。掟さんが海をバックに踊ってる姿はめっちゃ格好良かったです。海・港が似合う人。あと、掟さんが次の曲を掛ける為に毎回ステージまで戻るけど、その動きが軽快で、ステージに上がる階段も何段か飛ばしだったんで、運動とか得意そう。最後は海の近くの柵を飛び越えるも海へは飛び込まず。最初の演説の「ダメと言われたことをやるもんです」とか言ってたのが良い前振りだと思ったんだけど。でも飛び込んだら簡単には戻れない高さではありました。

掟さん以外のDJも何人か聞いて、自分が知っているような初期のモーニング娘。の曲と、多分最近のだと思われる曲だと鳴っている音が違っていて、クラブでも掛かるような仕様だったり、ヲタ芸がしやすいように作られているのかな~とか思う。「レバニラ」って歌う誰も反応しない曲(反応しないのが正しいリアクションなのかと思う程誰も何もしない)と三線始まりの沖縄っぽい曲が気になりました。
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8/19土(夜)
勝手に万作チャンピオン@ブラジルコーヒー

たむら廃人
最初の「音出しします」時の、あんまり気にせず聞いてたギターインストからしてキレイな曲。歌が始まると朴訥としたキヨシローみたい。途中からは佐々木匡士さんの歌みたいとも思う。ギター1本での弾き語りで、言葉の乗せ方もギターの弾き方も滑らか。1曲目は「猫をかぶれば」って曲で、大阪から近鉄で来ましたって話からの「電車にのって」も演奏。OAなので5,6曲のみ。万作さんとは大阪での2マンライブからの縁らしい。ちゃんと個性のある人で、また見てみたいと思いました。

ミミコ
気になるようになってから見るのは初めてで、良いところがどんどん見つかる。まずはやかわさんのコーラスがすごく良い。曲の良さに直結するようなコーラスワーク。あんなにドラム叩きながらでも歌えるんだな。大きな音でドラム鳴らしているのは意外だったけど。1曲目は「ウォッチング」っていうミミコらしい新曲。持ち時間が長いので、3人時代の曲も披露していて、その曲では当時メンバーではなかったマツバさんのギターは途中から入ってくる。篠田さんがスラップ奏法を披露する曲もあり。「夜の銀河」ではコントラバス(ボディが通常のより細いんで違う名称かも)も使用。この曲では何故かアニメと一緒に流れている映像が思い浮かんできて、それはポンキッキーズっぽいなと思いました。HAPPLEのライブでのポンキッキーズの話が頭の中に残っていたせいなのかもしれないけど。次の「November step」のまりこさんのギターカッティングは完全に「歩いて帰ろう」だったんで、やっぱりポンキッキーズ。この2曲の流れ良かったです。アルバム「まにまに」からはこの2曲のみ。後半にはまりこさんの歌声の強さが気になるようになって、スプリームスの「恋はあせらず」のオマージュみたいな曲も簡単に歌いこなす。他には万作さんの「台風」にインスピレーションを受けた「波浪警報」って曲もあり。すごく良い感覚でライブは見れて、まだまだ発見はありそう。

万作theBAND
1曲目から万作さんはギター弾きまくりで、ハーモニカホルダーもメガネも落としてしまう。バンド全体の音も格好良い。今日は4人以外に、ボンゴ等のパーカッションの青木さんも参加。万作さんの大学の先輩で、徳重ハイの2代目ドラマーでもあるそう。2曲目は「ひっくり返したい」。前回の万作さんソロライブで恋しくなったJr.さんのサックスも今回はちゃんと存在している。Jr.さんのサックスはもっと他のバンドでも聞いてみたいです。格好良いままの演奏はこの後も続いて、「台風」「時速100km」など。久しぶりに聞く「さぼてん」はノビさんとのロングブレス対決になる。他にもインストの新曲があったり、パーカッションの細かいリズムの曲ではツクモクの「サムシング」に近い雰囲気も感じたりする。MCが少なかったのも、言葉では伝わりにくいから演奏で伝えているみたいに思えて好印象。最後から2曲目の「ハローハローハロー」での篠田さんの弓を使うコントラバスの音も良かったし、万作さんの少し疲れたように聞こえる声も良い力の抜け具合で、曲への相乗効果として現れる。最後は「意味のある言葉」で、本編終了。この後に、前のYOK.さんのレコ発にヒントを得たのか、ラーメン福のタオル争奪じゃんけん大会があってのアンコールへ。まずは評判が良いという「ちくわの穴」で、もう1曲はコーヒーカップの下の皿の歌って紹介していた曲で、この曲がめちゃくちゃ良かったです。演奏も良いけど、ここで終わると思ったところに続きのメロディーがあって、曲の魅力をもう1段階上げている感じ。良い曲書く人です、万作さん。この曲でも少し疲れたような声で、抑えるように歌っていたのが堪らなかったです。
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8/20日
@月のひなた

小池喬
「ともだちのうた」でライブはスタート。曲の途中で実在するたにざわくんについて話し出す。時々ライブにも来てくれて、お客さんにサインもするそう。話が長くなってくると、ギターを弾くのも止めてしまって、たにざわくんと石膏像を一緒に運ぶ仕事の時に、予想外の重さに小池さんが助けを求めるも、決められた合図がなかったので全くの無反応だったって話。話を終えると「、、、もうショックで何も食べられないくらいにクール」につなげる。面白かったです。歌詞忘れてるのかと思わせる程の溜め具合。その後は「宇宙のくしゃみ」「コメットさんの再放送」「階段のあがりはな」、昆虫の形の曲など。最近台湾にライブしに行って、夜市にはもちろん行ったけど、台湾のファミリーマートに10回位行ったらしく、100%のすいかジュースがオススメなんだとか。台湾のコンビニで買う時に「謝謝(シェイシェイ)」って挨拶をしていて、日本に帰って来てからもローソンで買う時に同じように「ありがとう」と言ってしまうらしく、そうすると店員さんにも「ありがとう」と返されて変な空気になるそう。その話からの「コンビニ」「どうもありがとう」。MCが良い流れで出来つつある。

井手健介
最初の方で演奏された「ロシアの兵隊さん」の「あー」が斉藤和義の「歌うたいのバラッド」みたいに思えて、名曲をいくつも書ける人ってイメージになる。その次の犬の曲では斉藤和義が残りつつもアシッド・フォークなテイストも加わって、タケヤリシュンタさんみたいだな~と思うと、好きになる感覚を見つけた感じ。その曲の後半のソウルフルな叫びの歌からは、昔に感じたゑでぃまぁこんフォロワーみたいなイメージは完全になくなって、色んなタイプの曲が書ける人だと思い始める。その後の、海で爆発した友達の体が何代にも渡って魚に食われるっていうお盆の曲での「何代も~」って繰り返しも面白かったし、仕事はあるけどお金がないって曲もあり。他にはギルバート・オサリバンの「ALONE AGAIN」の日本語詞カバーも披露。少しだけ関西弁みたいに感じた短い言葉が気になりました。今日はライブ+映画トークのイベントなので、井手さんが生まれた年に公開された「Wの悲劇」の主題歌「Woman」もカバー。ユーミンの変名による作品で、変なコード進行なんだとか。最後は清原のリクエストをもらっての「昔はサルティンバンコが町にやってきて、清原が黒くなかった」とか歌う曲。清原で通じるんだな。湯浅学さんと共演した時に、この曲のタイトルは「シャブ清(きよ)」にすれば?って提案されたらしい。

ライブの後は井手さん、小池さん、今日のイベントを月のひなたと共同企画したなぐぁさんの3人で映画トーク。配布された冊子の井手さん小池さんそれぞれの「私の10本」についての話など。井手さんは結構喋る人で、好きなのを語るのと、相手の意見を聞きたいのバランスが丁度良い人。アメリカのグラインドハウスっていう映画?(文化の総称なのかも)みたいに、昼間は音楽を流して、夜には2人だけでプールに抜け出すやつがいるようなパーティーに行きたかったらしい。出身地の宮崎みたいな地方都市でも関係なく絶対開かれていたはずなのに「誘われなかった」と力説。小池さんの実家ではフォルクローレみたいなのが開かれていたそうです。井手さん小池さんの「私の10本」に共通で入っていたのは「ギャラクシークエスト」って作品で、SFドラマをドキュメタンリーだと勘違いした宇宙人がやってくるというコメディーらしく、説明を聞くだけでも面白そう。「ネバー・ギブ・アップ、ネバー・サレンダー」の決め台詞も「あれやってくださいよ~」的に扱われているってのも想像しやすい。井手さん小池さんが思い出せない映画のタイトルをドンピシャで答えてくれたような映画好きなお客さんは少なく、自分を含め映画に詳しくないお客さんの方が多かったのかもしれないけど、それでも楽しめたトークでした。この後、Youtubeにアップするもすぐに削除されたという井手さんの「おてもやん」のMVを流す。某海外グループのMVの映像に「おてもやん」の音声を乗せただけのMVで、曲の時間が丁度同じだったらしく、時々音と映像の動きが合うのが良いんだとか。宇宙な映像で、曲の最後にみんなが戻っていくのも良かったです。更にこの後に、井手さん小池さん2人でのライブがあって、まず井手さんがコーラスで参加した小池さんの「バンブボン」から。最後の「バン、バン、バン、バン」は長めに演奏。小池さんのギターを井手さんが借りて、最後に「おてもやん」。小池さんはサーみたいなラジオノイズが鳴る小さいゲーム機位の大きさの電子楽器を使用。曲中の最後の深い溜めの部分は宇宙と交信していたのかな。

8/13-17

8/13日
かえるバンパク@KDハポン

永見恵利(rikasiakai)
開演時間を間違えていて、中に入るとカズーを使う曲を演奏中。ギターの演奏にはまだ拙さあり。カズーの曲の後は「こっからは頭のおかしい人と思われるような曲です」のMCをして、猫舌の曲。この曲の「道路を挟んでじゃんけんする」って歌詞がすごく良かったです。歌い方はrikasiakai時よりは抑えた歌い方になっているのかな。最後はけだものの曲。この曲の「けだものでいる最後の日」って歌詞はrikasiakaiなイメージ。聞けた曲は少なかったけど、それだけでも分かる、女性SSWの枠も性別も超えてしまっているような突出した個性。もっともっと活躍して欲しい人です。物販ではピカチュウの日記みたいなのをまだ売っていました。

うわの空
バンド自体も2年振りのライブってことだけど、爆発力のある演奏は変わらず。意外とエフェクト深めに掛けるな~とか思ったけど、昔からだったかな。マラカスをいつもみたいに振ってたけど、今回は壊さず。そのことについてもMCで触れてた気がする。感想は少ないけど、格好良かったです。

kailios
from京都な、Gt×3(内2人が男女ボーカルも),Ba,Drの5人編成のバンド。ベースが舵を取るようなオルタナな音で、エフェクターを踏んで一気に音を変えるような曲。女の人のGtが中々鳴らないトラブルがあって、本領発揮なライブでなかったかもしれないけど、曲としての魅力がもっと欲しかったです。

inahata emi
ここ最近見ている中では一番、1つ1つの曲を丁寧に演奏しているような印象。「散布図」「言葉が考えた」「晩夏」のいつも聞いているのと、初めて聞く曲もいくつか。夏に作った新曲は他の曲に比べると速い曲で、少しだけフラメンコみたい。今回「晩夏」は最後の方に演奏していたけど、きてみてやで感じた程の枯れた感はなくて、どの曲を一番最初に持ってくるかでもライブの印象は変わりそう(でも過去の日記を確認したらきてみてやでは「晩夏」じゃなくて「いちじくの葉」でした。結構これ以降のライブでも比べる位に印象に残ってます)。あと歌い方にふちがみとふなとの純子さんに近い雰囲気があることを初めて思う。

スティーブジャクソン
1曲目はイントロとアウトロを少し伸ばしたような「the end of 夏の終わり」。次の「I Saw Her Standing Nowhere」は特に変化はなし。この時にモモジさんのボーカルの低音が少しハウってるように聞こえたりもする。3曲目は「Don't Trust Under 23」。鈴木さんのシンバルの入り方も濱田さんのドラマ性のあるギターも良い。で、次の「ミルクと牛乳」はこの前みたいな変なフレーズになっての演奏。お馴染みのベースフレーズに少し低音が加わった変化だけど、これはこれで踊れるアレンジだと気付く。濱田さんのポコポコしたギターの音も良かったです。次の「そっとわれにかえる」も何回かに1回だけずれたようなフレーズが入って、普通なのと少し違うのが混ざるんで、濱田さんはどっちなんだろうって探っているように見えた。ギターの噛み合わなさのフレーズもあんまり弾いてなかったのかあんまり印象に残らず。でも、この「ミルクと牛乳」と「そっとわれにかえる」の歪なダンスミュージックって感じは格好良くて、この流れがあったんで、前回のHAPPLEとの対バン時よりも今回のライブの方が良かった印象。最後は「ギター」っぽく始まるも中断して、モモジさんが「何かちがう」みたいなことを言いながら音を出して、「あっ、ここだ」で始まったのは「つめあと」でした。

quaeru
これもfrom京都な、Vo+Gt,Gt,Ba,Dr,Flute,Trumpetの6人編成のバンド。歌モノの雰囲気もあるけど、管楽器をかき消す位の音量で鳴らすGtの音は、激情型インストみたい。「海」って曲での寄せては返すような轟音が印象的。手練れなプレイヤーが揃っている割には、Voの人の歌は普通で、もっと静かな音世界の方が好みな気がするけど、そうなると曲として魅せるのが難しくなるのかなと思いました。

quaeruが終わるとDJ OYAGOTOSENSEIDANIのパフォーマンスがあって、メンバーの1人が服がボロボロの焼死体みたいな格好で、口から白い煙を出しながら登場。ブルーシートの上に寝かされて、その後は絆創膏とか冷えピタを貼られたり、入浴剤?洗剤?を掛けられたり(良い香りが辺りに広がる)、花火の「ひゅ~~~、ドーーン!!」なBGMが流れる中、投げたら開くキラキラの丸い花火シートみたいなのを投げられたり、ピッチングマシーンで球当てられたり、スプレーで血糊みたいなのを掛けられたり、顔に豆腐をのせられて、更にタバスコを掛けられたりする。あと、真空状態にする細長いビニールのパックを被せられたけど、グダグダで上手く行かず。このパフォーマンスは30分位あって、「最後の曲です」(一応DJも継続)と紹介した後もまだ続いていて、ハーモニカホルダーにトウモロコシを付けたのを出されると「あ~、遅えよ!」とか言いつつ、焼死体役の人に付けさせて写真撮影。まだまだ続きがありそうだったけど、途中で帰る。
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8/14月
新Mushroom Chicken ~リバーヴス CD「街のつぶて」発売記念ライブ!~@得三

タナ・カミオとリップス
前に見た時の亮平さんの歌の邪魔になる位弾きすぎていると思ったギターは解消されていて、そうなるとバンドとしての音の良さが浮き彫りになる。ちゃんと歌に力を与えるような演奏。新曲なのか聞いたことのない曲もいくつかあって、1曲目の曲中でドラムの叩く回数が変わる曲が良かったです。「リフ」「まっくらさん」、後半には「虹」も演奏。「虹」に関しては最初ノビさん一人だけの演奏にバンドの音が途中から入ってくる。ずっと弾き続けるベース音は、DinnerSetの音源のような溜める展開のイメージと違うんで違和感もあるけど、それはそれで面白かったです。亮平さんのギターのルーツの分からなさも、良い意味で気になりました。

カタリカタリ
あうーの曲でスタート。聞くのは久しぶりな気もするけど、カタリのライブにしょっちゅう足を運んでいる訳ではないので、よく演奏しているのかは分からず。2曲目は「向こう側」で、この曲でお客さんをぐっと掴んだように見えた。で、新導入のシンセをまず担当したのは河合さんで、小倉さんのおっぱい星人みたいな歌詞で始まるお盆っぽい曲。シンセは鍵盤的な使い方じゃなくて音をいじるような使用方法。次は長瀬さんがシンセ担当になってのインスト曲。河合さんはコントラバスにパートチェンジして、弓を左右に引くと、その動きに合わせて照明も連動する演出。これもお盆っぽいと思いました。長瀬さんがギロに持ち替えて「ロドリゲス」へ。シンセからはリズムマシーンな音が鳴り出して、回転木馬みたい。前回の河合さんソロと回転木馬を見た時に、回転木馬が「ロドリゲス」のカバーをすれば似合いそうってのが変な形で実現されたみたい。サビでの客席からの合唱に河合さんは高揚感があったそうです。この後は小倉さんが歌うミジンコの曲や、長瀬さんのペーパーバック・ライターみたいな曲が続く。マンドリンの鳴りに少しエフェクト掛けているのかな~と思う曲もあり。最後は「夢の続きを見せてくれ」って歌う曲でした。

リバーヴス
メンバーの年齢からくる妙技なのかポップスとして聞かせることのできる演奏。でも上の世代の人の音楽って感じで、曲としての引っ掛かりのなさがAOR的だなと思いました。今日のレコ発を楽しみに来てたお客さんの歓迎ムードと自分の感覚とのギャップが激しかったです。
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8/17木
うたのみちかけ ~HAPPLE『ハミングのふる夜』リリースツアー名古屋編~@ブラジルコーヒー

トウガンズ
ハポンでしか見たことのないトウガンズが初のブラジル。ハポンの音に慣れているせいか、リパくんのボーカルが前面に出てきているのに違和感。もっとブラジルで見る回数が増えれば気にならなくなるものなのかな。ドラムのつっつんくんは今日のライブの後、韓国に行ってしまうみたいだけど。今日は全員最初から定位置でシンセもドラムマシーンもなし。1曲目は飛び道具的な音を出してスタートしたけど、曲が始まればサラダの曲。2曲目は「vacation of summer」って歌う曲で、この2曲は前回のライブでは演奏しなかった曲。フライヤーにあったポンキッキーズの話(ポンキッキーズ派かウゴウゴルーガ派かに分かれていた)をして、次の曲は皿洗いの男が出てくる「悲しい目」。シティポップみたいな始まり方も前回と同じで、これ以降は前回のライブと同じ曲が並ぶ。次は「ゴールデン・ナイト」。「~・ライト」だと思ってたけど、「黄金の夜」って歌ってたんで「~・ナイト」なはず。途中の中村くんベースが少し入るけどリパくんだけになる展開は前回程好きだな~って感覚にはならず。最後は「ステップタウン」。この曲の後半のヨースケくんのギターが何でもはまると感じるのは、前半であんまり弾いてないんで、そんな印象になるのかも。MCでは、「HAPPLEのMVを見て元気出た正しいリスナーです」宣言もあり。

kiiiu
1曲目はサンドイッチの曲。753812の「juujuu」っぽい少し不穏な雰囲気を醸し出すけど、kiiiuさんのイメージな音でもある。前のハポンでのバキバキ感は少なくて、色々ライブによって変える人なのかな。2,3曲続いた静かな曲も、缶の音や声のループは使ってたけど、余計な音を加えない感じ。Dinnese Set「虹」の音源からはマウント・イアリproduceのmirahを感じるけど、それよりももっと純度が高いmirah感で、こういう静かな曲でもライブが出来るんなら、SSW的なアコースティックなセットでも見てみたいと思いました。次は「ヒーエッ」なHIP HOPな曲だったけど、前回程のゴキゲンさはなし。やっぱりライブによって変える人なのかな。で、中学生の頃書いてた漫画の話からの超能力の曲。わたなべよしくにさんとの共通点は宇宙の話の語りの部分な気がする。最後はHAPPLEにつなげる気前のいい曲でした。HAPPLEのMVを昨日今日で見たらしく、HAPPLEのことはTVの人って感覚ですってMC。

HAPPLE
1曲目は「涙を見せて」と意外なスタート。この曲好きなんで嬉しい。別に桜の季節でもないのに。それ以降は「ハミングのふる夜」からの曲で、アルバムを聞いて絵本も読んだ後だと、良い曲だという前提は変わらないけど、曲の聞こえ方もまた変わってくる。2曲目「手紙」のメロディーの流れはやっぱり良い。3曲目「Taxi」のOndomo(和田さんの使うスティールギターみたいな音がする楽器、クレジットで確認)の音が鳥の鳴き声みたいとか思ったりする。前2組にMCで触れられていた「窓際」も早くに披露。結局撮影場所の結城市の良いところは言ってくれなかった。その後は「Talk To Sea」「モンブラン」「主題」「恋人たちの間奏」など。「ファンファーレ」の終盤の土岐さんのギターソロはライブバンドっぽくて格好良かったです。アンコールは1stから「サーカス」と、ブラジルコーヒーに捧げる「Black Whole New World」。PA返りのベースの音が爆爆音なんで、爆音に下げてくださいってMCと、ラジオコーナーのリバーブの入れてもらうタイミングが面白かったです。土岐さんは滑ってる人というよりは、変な人だなっていう印象に変わりました。

8/5-11

8/5土
WORLD BEER SUMMIT@久屋大通公園 久屋広場

ホテルニュートーキョー
開演時間過ぎにリハっぽく緩い曲。「WORLD BEER SUMMIT!」みたいなナレーションで、ようやくスタート。1曲目も音数の少ない緩めなインストで、管楽器隊はスタッカート気味。編成はGt(リーダー),Ba,Dr,Key,管楽器×3,スティールパン+Per,時々ボーカルも取る女性Keyの合計9人。久しぶりに聞くポストロックな感触は懐かしくもあるけど、良い塩梅の管楽器隊の前に出てこなささが少しPOPOみたいにも思えて、昔はシーンとしてつながりはあったのかな~と勝手に考えてしまう。女性Voの声も同様に前面には出さない感じだったけど、ここではクラブだったりリミックスみたいに聞こえてきて、管楽器の使い方に関しても同じような意識なのかな。前半の緩い曲ではスティールパンがよく使われていたけど、途中から毛色が変わってきて、バンバン叩くDrに乗せ、スティールパンの人もコンガを叩き出して躍動感の溢れる音へ。イントロで歓声が上がる曲もあって、その曲では管楽器のソロもあり。ギターの人も曲終わりに長めのうにょうにょした音を出したりもする。でもパワーで押すような曲ではなく、全体の音量よりも音の落差で曲を作っているみたいな感じ。終盤にはまたスローな曲になって、アンコール含め1時間程。最初の方の緩いながらも緻密な造りに思えた曲の方が好みでした。
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8/8火
WORLD BEER SUMMIT@久屋大通公園 久屋広場

Lee & Small Mountains
ローズレコード所属ってことで気になっていたけど、本当にローズど真ん中みたいなバンド。甘い声に管楽器も入るポップな音楽で、メロディーに前野健太さんが少しちらつくのも曽我部さんの好みっぽい。編成はLeeさんGt+Vo(時々Vo専念),Gt,Ba,Dr,Key,Sax,Trumpet。Drはオッキーさん、SaxはUJさんと原田茶飯事バンドでもお馴染みの二人。他の人は歌に添えるような演奏だったけど、ベースの人だけうねりのあるプレイで一人目立つ。Leeさんのコール&レスポンスはあんまり反応なかったけど、それでもめげずに続ける姿勢には好印象を持ちました。多分新人だと思うんで、これからも頑張って欲しいです。

在日ファンク
Gt,Ba,Dr,管楽器の入り方も全て踊る仕様なのに、メロディーには歌謡曲っぽさがあって、これは分かりやすく歌謡ファンク。ハマケンのパフォーマンスもマイクスタンドの使い方、股割りも完全に見せ方を分かっているエンターテインメント。さっきのLee & Small Mountainsに比べると堅実ながらもビシビシと決めてくる演奏で、管楽器が重要な役割。セットリストは城の曲、「爆弾こわい」(お客さんが手を上げるノリも完成しているんだろうな)、飽和がテーマの新曲など。コール&レスポンスの曲での「ビール、ビール、ビルとビルとの間」ってのも良かったし、「氷結のCMに出たい(CMでハマケンと共演しているのはスカパラ)」も面白かったです。最後の極楽鳥みたいな歌詞の曲での変なリズムの歌い方は好きな感じの崩し方。お客さんがいればいるほど、盛り上がれば盛り上がるほど、調子を上げるようなバンドだと思います。
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8/11金(昼)
/0@parlwr

汽水域
十三さんはまずスネアに張った弦を弾いて、それにエフェクト掛けてずっと揺れているみたいな持続音で鳴らす。最初の方はその弦の音だけを使用。笠井さんは特に目立ったプレイはなく、山田さんが体全体使ってのフリージャズな演奏になると、十三さんもブラシで叩き出すようになる。それでも笠井さんは淡々と冷静に見続けるようなプレイ。バンド全体がフリージャズな方向へ向かわないのが良かったです。笠井さんがコントラバスでフィードバックを使っていたのも印象に残る。段々と音楽は静まって第1セット終了。で残り10分で、もう1セット演奏。十三さんはここではスネアの弦を叩く演奏になったけど、連続でそれだけを叩かず、リズムの一部として使用。ポンッっていう間の抜けた音が良いアクセントで鳴っていて、ここでの十三さんは一番の見せ場だったと思う。笠井さんはカポなのかクリップみたいなのを一番端の弦にだけ付けて、ぶれた音をホーミーっぽく鳴らす。ここでの山田さんのピアノはあんまり覚えておらず。汽水域を見るのは3回目位だけど、毎回感想が違っていて、今日の演奏は良かったです。

NARCO×古池寿浩
今日は全部即興。響子さんは電子機材とダクソフォンで、櫛の歯を弾いた反動でダクソフォンを鳴らしたりもする。ヒロアキさんはギターとモジュラーシンセと多分シンセも。今回響子さんはシンセを使用せずで、チープな浮遊感のある音が鳴っている時にモジュラーシンセで隠れていたけどヒロアキさんが手元で操作しているように見えたので。古池さんはトロンボーンエフェクター。転換時に作っていたトロンボーンのループ音が面白かったけど、本番ではそれを使わず。普段のNARCOだけの即興だけだと割と暗くなるイメージがあるけど、古池さんのトロンボーンの影響か明るめに聞こえた今日の演奏。途中で全員でリズムを使ったりで聞きやすかった印象もあるのかな。いつものNARCOの即興の印象と違うので、古池さん抜きでも改めて見てみたいとも思いました。こっちも10分残ったので、合計2セットの演奏。

杉山一真
スモーキーな声での弾き語り。ギターはコード弾きが多くて、その声でそういうギターを弾くのかっていう不思議さはあり。でも歌詞は普通な感じ。バンド(4BROTHERS)を見た時のWiennersな印象からは意外な音楽。場違いなことを認めつつ、4,5曲演奏。

mimiz
鈴木さんは親指ピアノ+電子機材+壺、飛谷さんはギター+丸いシールみたいなの同士を接触させると音が鳴る電子機材、福島さんはPCと普段通りな編成。鈴木さんの壺は久しぶりに見るかな。電子音の鳴り方が格好良かった記憶はあるけど、楽器毎の音の変化・展開はあまり覚えておらず。冷房が直当たりでうつらうつらしながら聞いてしまっていたのがもったいなかったです。
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8/11金(夜)
@鑪ら場

万作
アンプを鳴らしてのアコギの弾き語り。1曲目はアルバム「意味のある言葉」未収録の曲で、少しフォーク調なのが新鮮。やっぱり歌える人だな~っていうイメージは強く感じる。2曲目には「ひっくり返したい」、もう1曲知らない曲があって、それからビール3連続曲として、「ちくわの穴」(つまみになる)、「ワルツ」「猫背」が続く。「猫背」の音源でのJr.さんのサックスが少し恋しくなる。短い曲と紹介していた曲もあって、自分の曲は短いので他の人が6曲位の持ち時間でも10曲出来るんだとか。最後は「意味のある言葉」で終了。

ミヤザキナツキ(砂場)
声も歌い方もポップスのフィルターが掛かっているっていう、昔見た印象からは変わらず。ドラえもんとか何でもいいけど大勢が出てくるアニメに一人はいるキャラクター声だな~とか思う。「黒猫白猫」みたいな曲でのギターのスライドは良かったです。

鈴木実貴子
ソロで見るのは久しぶりだったけど、バンド時と印象は変わらず。前はバンドよりもソロの方が自由度があって良いと思う時期もあったけど、もう両方ともが同じレベルになっているんかな。自分は聞いたことがない多分新曲多めで、夏っぽい曲が多かった印象。2曲目のギターのコードをずっと変えずに1弦ずつをゆっくり鳴らす曲は、少しポエトリー的な雰囲気もあって良かったです。ちゃんと腹が立つことを歌っていても、実貴子さんの表現として聞けるようになる。

堀田ダチオ
転換時に誰かのカバーで流れたユーミンひこうき雲」をまず最初に。でも、サビに入る前に歌うのを止めて「良いウォーミングアップになったでしょ」とひと笑い。今日はお客さんの受け良かったです。次は「目隠し人間」。ギターの弦を指ではじくように弾いて、手を前に出す姿が面白い。昔HADAさんのギターの弾き方がグッパー奏法って言われていたことを思い出す。歌い方は少し外国人風。今日の面子男3人で実貴子さんのことを実貴子たんと呼ぶべきなのか悩んでいるって話から「なやみごと」へ。歌詞を少し忘れて、思い出そうとして一瞬間が空く。で「干し椎茸のように」「遠慮の重なり」「夢中になればきっと」が続く。「夢中になればきっと」では人工フェイドアウトが使わずに終わったので少し変な感じ。最後の曲として紹介したのが「とある風景」で珍しい終わり方だと思ったけど、「残りまだ2曲あります」と言ってしまったので、本編最後の「情熱」の後にアンコール1曲用意していることがばれてしまう。「情熱」のアクションは少なめになっていました。アンコールは「マイマイマイ」っていうスウェーデンの民謡で、みんなのうたでも歌われているような曲とのこと。昔の歌謡曲っぽい曲調がダチオさんに合っていたし、カオリーニョ藤原さんも歌っていそうな印象。カバーとはいえダチオさんの新しい曲が聞けたのは嬉しかったです。MCで言ってたけど、1stアルバムは売り切れたそう。すごい!

7/30-8/4

7/30日
『トーマス展』クロージングイベント@ブラジルコーヒー

チャーリーホッパー
紙芝居6~8本に詩の朗読が間に1回。紙芝居の絵は余白の多いクレヨン書きだったり、逆に細かく詰め込んでたりする。いくつか面白い箇所はあったけど、紙芝居も朗読も言葉の羅列が多かった印象。

フクラ本舗
のど自慢のテーマと共に登場し、ドラゴンボールCHA-LA HEAD-CHA-LA」をループさせて歌う。次にウクレレの曲が続いて、その曲が終わると波のSEを流して、海の中へ潜っていくようなイメージ。その次はサンプラー付ドラムの叩き語りになって、音も割とゴリゴリで生のシンバルの音が目立つ。楽器も一緒な分、BOGULTAのNANIさんみたい。753812収録の「ナツコ宇宙寄生虫」も演奏していて、この前のkiiiuさんのライブでのHIP HOP的な曲がこの曲みたいにゴキゲンだな~と思ってたけど、意外に福沢さんの演奏からはゴキゲンさは感じられず。kiiiuさん独自のゴキゲンさだったのかな。で、またウクレレに戻って、血が緑の曲。とんちピクルスさんにしてもトーマスさんにしても、サンプラーとかの電子楽器を使う人ってウクレレ使いがちなのはあるあるなんでしょうか。次の、弦楽器のサンプリングが繰り返される曲はDinnerSet「虹」の音に近い印象で、福沢さんのこういう音作りは結構好きです。最後は「ありがとう」のセリフをカットアップしての曲で、「ヒアリに気を付けましょう」ってオチでした。

トーマス
今回は映像無しでラップ・オンリー。1曲目は、緩い電子音に日本語でも英語でもない言葉のでたらめラップ。トラックは気持ちいい音でした。次にスーパーマリオな音のトラックに、ディレイ掛かったラップ。「ブラジル」とかの聞き取れる言葉もあり。次はお客さんにDSを渡して色々音も出してもらっての、またもマリオな音のトラックでのラップ。かなりのパーティー・チューンな仕上がり。最後はうるさくないトラックで、リコーダーも使うような曲。直前のマリオ曲でもリコーダーは使ってたけど、どういう音を吹いてるのか聞き取れたのはこの曲で、リコーダーはあんまり上手くなかったです。

安穂野香
ピアノの弾き語りで、テレビで見たことのあるようなエレピは使わず。1曲目にはトーマスさんの許可を得て、機関車トーマスのイメージから「線路は続くよどこまでも」。お客さんにも手拍子を要求。2曲目にはアニメ「マッハGoGoGo」主題歌のカバー。本人は多分笑わせるつもりはなくとも、MCでは笑いが起こる。3曲目にはあらびき団でも一部披露されたという、リニアモーターカーの曲。ここで初めて本人のオリジナル曲を聞いたけど、この人真面目だな。MCにしても、曲の構成、ピアノを入れるポイントも真っ当なポップス。奇をてらうようなことは一切せず。もう1曲演奏して、最後に「ナイスピース」。穏やかな気持ちになりました。アンコールはトーマスさんに歌ってもらう、本日2度目の「マッハGoGoGo」。トーマスさん歌詞知らない問題も、安さん指導で解決。この時も正しい音程を教えてたりと、やっぱり安さん真面目。
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8/4金
@なんや

豊田道倫
1部2部とあって、「そこに座ろうか」でスタートした1部は静かな曲多め。エレアコにつなげたエフェクターもあまり使わず。ハイライトは3,4曲目の焼肉屋の女の子の曲を歌っている時に、前にいた人のテーブルに肉料理が丁度運ばれてきて、その匂いは良かったです。歌詞通りのホルモン焼きではなかったけど。「夜はフォーク弾いて~」みたいな歌詞の有名曲をカバーするも、「飽きた」って言って途中で止めてしまう。1部最後は「walk on the wild side」。前見た時の、歌を聞いているって感覚がすごく良かったけど、今回のライブではあまり感じられず。2部は最初からギターを強く鳴らす曲。2曲目の「天、天、天王寺」みたいな曲では最後にエフェクター踏んでうるさい音。その後にも水の中みたいな音が鳴ったりと目立つエフェクターの使い方。「飛田の朝ごはん」での変なギターの単音の鳴らし方は少しAZUMIさんを思い出したりもする。声も楽器っぽく使っていたのは新しい発見で、ギターのコードを少し高く弾いてるように聞こえた曲でも、歌声はちゃんと対応させていて、それで歌が上手いことになる訳ではないけど、自分の歌える範囲をちゃんと理解しているんだな~と思う。ギターは前から上手いとは思ってたけど、声の使い方については初めてそう思いました。他には、「女になれたら俺を抱いてみたい」って歌う曲、つぶれた遊園地の曲、東海道線の曲、「アンクレット」も演奏。印象に残ったMCだと、次のライブの為に大阪~福岡間のフェリーに乗るそうで、フェリーには一芸のオーディションがあって、それに合格すれば乗船代が無料になるんで受けようかと思ったけど、聞かせるレベルではないって落とされるのが嫌で応募しなかったんだとか。あと、アンコール前の「トイレに行ってなんやのマンスリー見て、俺のライブって高いな。次回から1000円にします」っていうMCも面白かったです。今回2500円だったけど、東京と同じ位の値段にしているだけで、特に意味はないそう。アンコールでは「移動遊園地」のリクエスト受けるも、ここでも「この曲で終わるみたいなことしてないから、お客さんあれ聞けなかったこれ聞けなかったで減っていくんかな」と濁しつつ、川の曲など3,4曲演奏して、最後には「移動遊園地」。エフェクターを使うも、曲最後には完全生音になって、腕の筋が見える位力強く弾き倒す姿が格好良かったです。

7/27-29

7/27木
長野友美3rdアルバム『時のたてがみをつかんで』発売記念ライブ@KDハポン

かわにしようじ with ビターサンシャイン
磯たか子さんkey、Qu-kiの紘子さんフルート、林敬子さんパーカッションのビターサンシャイン3人を加えた編成で、かわにしさんは楽器を持たずマイクのみ。腕を上下させて音程を取る丁寧な歌い方で、かわにしさんらしさ全開。楽器隊は派手さはないけど歌をさりげなくサポート。ボサノバっぽいビートの2曲目は、ブラジル人歌手が歌う曲も訳してみたら、こんなことを歌っているんじゃないかな~って内容。この曲は高校時代の元彼女(後輩の元彼女って言ってたかも)が書いた詩に曲を付けたものだそう。詞をお借りしただけって言っていたジョンのサン「ソング」のカバーは、原曲に近い演奏だと思ったけど、かわにしさんにも似合う曲。長野さんが以前カバーしたことがあるというかわにしさん作の「月の光」みたいなタイトルの曲は、少しファンタジー要素もある歌詞で、自分の中での長野さんのイメージはケンタウロスのことを歌っている人なので、ここではファンタジー要素で繋がりました。最後は磯さんががっつり歌う曲で、かわにしさんとのデュエットになるとカーペンターズみたい。この曲の途中からのリズミックな演奏で、かわにしさんは少し小躍り状態。この揺れてる姿は少しSMAPの「世界に一つだけの花」の手話っぽく思えて、最近見た親が難聴の人達の映画のフライヤーに(映画自体は見てなくてフライヤーだけ)、手話以外にも顔も気持ちを伝える重要なファクターって書いてたのを思い出す。かわにしさんの歌、ライブには伝える気持ちがあると思います。

しょうにゅうどう
GUIROでもカバーしていて、2人のコーラスだけの始まり方が印象に残った「旅をするために」でスタート。次の「茜色の~」って歌う曲では、中盤からの河合さんのコントラバスの音の伸ばし方やスライドがすごく良いな~と感じるようになる。次は唯一の明るい曲だという倦怠期の夫婦の曲。今回は「鳥取が漢字で書けた~」だったんで、色々パターンが変わるのかも。ボンゴからスネアも手で叩くようになって、最後のボンゴは肘で叩いたさゆりさん。ここからは河合さんはコントラバスからギターに持ち替えて「さどのむすめ」、シロフォンの曲が続いて、最後にもう1回コントラバスに戻って「死ぬかと思った」。始まりの歌詞を間違えたり、口笛が鳴らずなどがあって、3度目での成功。この曲の対比の歌詞の良さにようやく気付く。

長野友美(サポート:船戸博史,岡林和歌)
1曲目は長野さんのアカペラに、和歌さんのクラリネットが絡む「歌の途中」。これには鈴木常吉さんと似た雰囲気を感じて、前情報として聞いていた長野さんのアイリッシュ音楽とのイメージにバチンとはまる。2曲目から船戸さんがコントラバスで参加。色々試しているような演奏だけど、最終的には自然な良い音として聞こえてくる。最初のアイリッシュな印象は段々と薄まっていったけど、それでもクラリネットの音が似合う世界観。今まで長野さんのライブはソロでしか見たことがなかったけど、今回の編成のライブは印象が大幅に変わる程良かった。歌の提示の仕方ってかなり重要だなと思いました。セットリストは「めばるつり」「なのに愛は」(すごく良い曲)、「時のたてがみをつかんで」「滑走路」など。ケンタウロスの曲は演奏されなかったけど、「羽根がはえるよ」にはファンタジーな要素あり。対バンの流れの良さもあって、良い感覚で見れたライブでした。
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7/28金
@得三

THE PYRAMID
少し不穏なプログレ色のイントロが加わった「ブラジル」でスタート。イントロだけでなく、荻原さんの少し変化したkeyのアレンジや、尺八みたいな音の紘子さんのフルートからも、プログレ色は感じられて、これはもうすぐ出る新アルバムのモードなんでしょうか。2曲目はいつも演奏している楽しげな曲(後々手に入れた新アルバムのサンプルCDから曲名が「crazy(猫に)」と判明)。途中の角田さんの「ドゥドゥツタ」みたいなことを言ってる時のゴローさんが何もせずに聞いている顔も良かったです。次は「インカ帝国」で、途中のゴローさんのセリフは「Where am I?」っぽい。久しぶりに見るTHE PYRAMIDだったけど、この辺りからやっぱり格好良いバンドだなと改めて思う。デミタスコーヒーの曲が続いて、その次がオケちゃんが歌う新曲。「オー、オー」ってコーラスの入る、お祭りで歌うボブ・ディランみたいな曲で面白い。角田さんゴローさんとは違う、「飲み放題」からだと「STAR STAR」「G.D.C.」のイメージの、洋楽テイストな荻原さん曲(この曲もサンプルCDに入っていて曲名は「war」。但しクレジットは「作詞:荻原、加納/作曲:角田」でした、すいません)。この曲ではKeyの他に得三のピアノも使用。その後、眞子さまをお祝いする天皇陛下のモノマネがあって、最後は「zujaja族」で締め。

ryorchestra
最初に「D.M.K.」っていう「DOOMみたいな曲」を略したの新曲。「レッツゴー」って叫んでたり、声を使っている印象が強い。それ以降は重厚な音にボヘミアン・ラプソディ的なボーカルが絡むryorchestraな曲が続く。武藤さんの音色を変えるギターの使い方は以前も同じような感想を持ったはず。最後は白木さんがポーズ付ける曲なのも前と同じ。途中の小埜さん指揮のアタック音の回数が間違えてたりと、今日の演奏はイマイチ。単に同じような展開に飽きている気もするけど。録音はする予定だけど、10月に小埜さんの車検があるんで、録音・プレスできないって話から、「クラウドファンディングすれば?」って流れになったけど、小埜さんはそれは嫌だそう。でも「じゃあ、車検の方をクラウドファンディングすれば?」って話には乗り気になっていました。

Mad Tapes Erase Group
前半にゆったりとしたビートの新曲あり。濱田さん、笠井さん、ヒジリさんが全員違うリズムの乗せ方なのが良い。特にヒジリさんの演奏がすごく良くて、クラブっぽい音。濱田さんがカクッてなるリズムで弾き続ける曲での、変化させながら鳴らすシンセも良い。笠井さんは最近使ってるエフェクターは使わずで、少し弾き方も変わったのかな。中盤には前のハポンの時みたいに曲の中に組み込むんじゃなくて、即興をするコーナーがあって、十三さんの電子機材はここで使用。シンバルを叩くと鉄の棒叩いているようなエフェクトが掛かったりする。その後は、ここ最近の色んな曲が混ぜ合わさる演奏。以前よりも混ざり方が上手くなっていて、これからもどんどん良くなっていきそう。アンコールの拍手が起こるも、曲がないので、平成天皇のモノマネをするゴローさん、のモノマネをする十三さん。
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7/29土
too silly too die@spazio rita

まっち
ライブ前に、主催の喫茶ゆすらご黒田さんから尻ギターの説明。黒田さんの友人の友人が高校の技術の授業か何かで作った作品らしい。で、くじ引きで順番を決めてまっちさんから。NHKの趣味の時間みたいな番組的に、セックス講義の講師として尻ギター先生が来たって設定。尻ギターから出る排泄物的な音を、トーキング・モジュレーターのチューブを利用して口で受け取るみたいな内容。最初の方は尻ギターを弾くも、あんまり聞こえず。モジュレーターはまっちさん自作らしく、調子が悪かったのかな。途中からはちゃんと聞こえるようになりました。中盤からは寝っ転がって尻ギターを腹の上に乗せて、変な音を探りながら鳴らす。まっちさんのこの使い方が、一番尻ギターを作った人の意図が表れているというか、高校生がやりそうな演奏だと思いました。他の人もだけど、15分位の演奏。

テライショウタ
最初はルーパーで色々フレーズを作って、その上で生で弾く。シタールっぽく聞こえる時もあり。「シリッ」って繰り返し歌っていたのはビートルズの「Come Together」なんだとか。その後、ノイズ強めになって、テライショウタ名義の時に近い演奏。ボトルネック奏法も小さい棒を使って披露。最後は布施明の「君は薔薇より美しい」の歌詞に色々尻を盛り込んだ「尻は薔薇より美しい」。尻ギターにはフレットがないんで、音をきちんと取るのが難しそう。「尻ギターのイベントなのにカレーを出すなんて…」ってMCも面白かったです。

アヲヤギツトミ
男祭りに参加していたまっちさんと共同主催のなぐぁさんだけには近くで見れる権利が与えられて、ステージ横に立ってもらう。一度アヲヤギさんは退場して、尻ギターに女性用のパンティーを履かせて再登場。映画「ゴースト」の主題歌「アンチェインド・メロディ」がずっと流れる中、最初は尻ギターを陶芸的にいじっているのかな~と思ってたら、お客さんに背中を向け始めて、まっちさんとながぁさんだけが何をしているか見える状態になる。客席からだと寝かせた尻ギターに顔を近付けたり話しかけたりしているのは見えて、最後のトークで分かったけど、舌で弦を押さえていたとのこと。「アンチェインド・メロディ」が5周目に入る位の長さのプレイで、最後Tシャツを脱いでズボンも降ろすと、パンツには「終」の文字。尻ギターに履かせているのとお揃いの赤のパンツでした。まさに男祭りなパフォーマンス。

角田健太
尻ギターを持って登場するも、ほぼ全裸。隠すべきところは一応金色の紙みたいな包むように隠されている。格好に対するざわつきは収まらず。そんな中、角田さんはこれまでの出演者の話とかの語りだけ。少し尻ギターをいじり始めると、「ベン!」みたいなパーカッシブな音を気に入ったのか、それを鳴らし続ける。ピックアップに弦が当たる音らしく、確かに良い音で鳴っていました。その内に椅子やスピーカー、カウンターに登り出して、そこで終了。結局1曲も歌わずの5分位の時間。最後までざわつきは収まらず。

杉山明
始まる前に英語で前の出演者達のことを「ナイトメア」とMC。確かに。で「ヘビーメタル・オンリー」の宣言通り、重低音な音とグロウル声。多分有名曲のリフなんかも織り交ぜていたと思う。ショウタさんの「尻は薔薇より美しい」と比べると、音程のミスなく弾きこなす杉山さん。速弾きはないけど、メタル・ドゥ-ムを感じることが出来る音は鳴っていました。直前の流れからの真っ当な演奏も良かったです。

全組の演奏が終わると、出演者と黒田さん、ながぁさんを交えた尻トーク。ここでもアヲヤギさんの尻ギターに履かせるパンティーを買いに行ったアダルトショップにいた70代のお客さんの話とか、角田さんの写真はSNSに載せないでの話の流れでのフェイスブッカケとかも、引き続きの男祭りな発言。それでも、尻ギターに張っていた6弦(芯があって、その周りにさらに弦が巻いている)だとハーモニクスが取れないから3弦位の方が使いやすくなるとか、アジアの1弦楽器とかの音楽的な話に飛んだりと、振れ幅の大きいトークでした。

7/17-22

7/17月
マッスルNTTなどズ 「ななな」リリースツアー名古屋編@ブラジルコーヒー

NARCO
今日は即興よりも曲多め。1曲目の響子さんのシンセはスティーブジャクソンのヒジリさんに近い使い方。この曲ではダクソフォンも使っていて、シンセのループ音を止める為に、ダクソフォンを演奏しながらエフェクターをひじで押していたのは面白かったです。ダクソフォンの使い方の新しい可能性みたいな感じで。2曲目は「裸足のフローネ」で、その後即興演奏に入る。ヒロアキさんは今回モジュラーシンセは使わず、この即興時は細かいギターのループを作ったり、響子さんはダクソフォンのタング叩いてビートを作ったりする。でお互い顔を見合わせて、最後の曲へ。この曲もメロディーがちゃんとある曲で、途中からの響子さんのシンセも曲に良い効果をもたらしていました。最近は即興のイメージが強いけど、まだまだ良い曲も書けるんだな。今日みたいな即興1:曲3の割合が一番理想的なライブな気がします。

てんしんくん
1曲目はキーボードのインスト、2曲目は毛むくじゃらの犬の曲と続いて、5月の2回のライブとまた似たような感じになるかもとか、キーボードソロでのライブだとバンドみたいにアレンジを変えて聞かせるのは難しいかなとか、割とネガティブな気持ちで見てしまっていたけど、途中でカシオトーンコンピに収録されている「お金」って曲を披露。2,3年前に作った曲で、ライブで演奏するのは初めてらしい。メロディーと同じキーボードの伴奏で、音も色々変えつつ曲は進んで、最後は即興的に感じるような速弾き。すぐ終わる曲だけど、すごく良かったです。この曲からライブの見方も好意的になって、その後キーボードで数曲後、ウクレレで3曲。ウクレレでの曲の1曲も新曲で、ラモーンズみたいなパンクチューン。途中でメロディーが変わるポップさもラモーンズっぽいと思いました。最後はキーボードに戻って「こおりとほのお」。椅子の上に立っての演奏し始めたけど、歌詞を中々思い出せず。椅子の上に立ったままで色々思い返すも2回失敗。3回目は上手くいきました。黄色いアロハシャツと縦にした鍵盤の白黒の対比もなんか良かったです。

マッスルNTTなどズ
客席からアルバム「ななな」を紹介しつつ登場。アルバム順通りの演奏で、アートワークの紙芝居も同時に披露。このCDのアートワークすごく良いです。1曲目の「村おこしビバップ」では、知っている印象と違って、昔の音楽らしさがあったけど、そもそもが「ビバップ」って曲名なのでその雰囲気。この曲だけあずさんはアコーディオンで、2曲目以降はベースにパートチェンジすると、すずしさんの箏も良いバランスで存在する和のポップス。これが今までと変わらないなどズのイメージで、マッスルさんのラップの言葉の乗せ方も良い。曲は続いて、今回のハイライトになったのは「ニューメタファー山越え」。メンバーが楽器を弾かず、アイドルのコンサートみたいな光る指輪を付けて踊り出す。楽器の音だけでなくボーカルも流すだけになっていて踊りに専念。完成度の低い千手観音の振り付けも楽しそう。この感じはすごく好きです。その後は楽器に戻って、あずさんとすずしさんが曲前にしりとりをして、マッスルさんがピアノで歌う「わたしがしゃべりすぎるから」では、すずしさんがマイクを手に持ってマイクスタンド代わりになる演出もあり。その後、少し長めのMCになって、マッスルさんおすすめの浜松のコースは(などズは浜松のバンド)、「浜松内を違う鉄道会社の電車を乗り継いで1周回る」で、その話をあずさんに振るとその沿線の1つに乗ったことがないことが判明して、「何年浜松に住んでるんだっけ?」って聞かれて、あずさんは少し計算して「10年」って答えた時の、マッスルさんがテンション上がって「えっ!僕も10年!」って返した時の、あずさんの「あっそ」がめっちゃ面白かったです。言い方的には「あっ、そうなの」位だったのに、何でそこで止めたんだろう。マッスルさんのキャラクター的にはすごく正解な返しだったけど。最後は「気持ちビブラート」。あずさんとマッスルさんの声の重なりも良いし、このバンドはやっぱり気持ちの良いフレーズを曲の中にはめ込んでくるのが上手いです。アンコールはお馴染みの「KOKUGO」でした。
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7/22土
ひらく歌@KDハポン

鈴村まどか
OAなので6曲位。でも丁度良い演奏時間。いつもみたいにハープの弾き語りだけど、足に鈴みたいなのを付けてるのを見るのは初めて。選曲はコーヒーの歌、北斗の拳の「TOUGH BOY」など。歌の間の取り方でtsujimachiBLDのユーイチさんを思い出したりして、まどかさんの初ライブ時に2人は対バンしているんで、今になって分かるブッキングの良さ。「お茶」は平井正也さんとの共演のイメージが強いせいか他の曲とは違う印象で、まどかさん作の曲だけど、1つの言葉を繰り返し歌うのは平井さんっぽいと思ってしまう。最後は「ここに残りたいと思った」と歌う曲で、その歌詞にはぐっとくるものがありました。

YOK.
アコギとルーパーを使っての演奏。早い内に「ジプシー」も「Free」も披露。最初の方はギターのリズムが心地良かったり、最近見たスティーブジャクソンやNARCOと同じ系譜にある音楽にも思えたのも好印象。中盤にはリクエストを募って「レモネード」を演奏。この曲ではメトロノームな音をループさせていたけど、生演奏のギターの入るタイミングをミスって、もう一回入り直すみたいな場面があって、そうなるとループ音は余計な音になってしまってずっと気になる音として残る。ループ音の聞かせ方にも色々問題があるんだな。もう1曲リクエストの「ジャングル」では、後半に歌い方もギターの弾き方もラフになる。今日のライブの多分セットリストを決めていない感じの緩さと、「レモネード」だけでなく、他にも演奏ミスがあったりしての緊張感とで、少し変な空気を感じていたけど、「ジャングル」のラフさ加減が良い方向に空気を変えてくれて、元々曲も良いんで、簡潔化しても良さは伝わるんだな~と思う。1度休憩が入って、2部最初はまどかさんがハープで参加の「ほしの物語」。その後は「Fiesta」などが続いて、新譜からの曲もいくつか。ギターの指捌きが印象に残る曲だったり、スキャットをループさせる曲もあり。新譜からの曲の方が上手く演奏できているように感じました。スキャットするコーラスの良さに気付くことが出来たのも、自分の中では新しい発見。最後は「Kagami」を演奏して、Tシャツ争奪じゃんけん大会があって、アンコールでもう1曲。前にmmmさんを見た時と同じように、昔から活躍している人は良さを維持しているとも思いました。レコ発なのにCDが5枚しか用意出来てなかったのは残念だったけど。