お も か げ

あの夜、あの陰気な穴ぐらのようなバーのなかの光のすべてを、自分の周囲に光輪のように集中させて、鮮烈な魅力を放散させていた男ジョヴァンニの

9/9

9/9金
響音拝聴会@decibel

CazU-23
これまでのイメージと違って、単音が目立ってたり、逆回転なサイケギター、東洋っぽいメロディーがあったりと色々な側面が見えたライブ。途中のノイジーなギターも意外な感じがしました。この時のノイズの音がライブハウスっぽい大きな音じゃなくて、店の中の空間でだけ響く感じが印象に残る。後半にはCazUさんのイメージなドローンなギターも鳴っていました。きちんと展開もあるので聞きやすいライブ。

Gofish
最初のギターが鳴った瞬間に朝の目覚めが思い浮かんで、歌声が入ると、更に朝のイメージが強まる。この出来上がった朝のイメージと、後ろの方から聞こえるお客さんの声や、食器のカチャカチャ鳴る音が、完全にホテルの朝食のバイキング状態で、そんな中で聞くGofishの曲は贅沢すぎた。良い環境でのライブではなかったかもしれないけど、めっちゃ良かったです。

marron aka dubmarronics
最初の方はモールス信号な音が続いて、その後は少しラテンにも感じたギター、そこからビートの効いた展開になる。後半はベース音が強めで、音色はトロピカル。この時、KUMARU RECORDS的な音にも思えて、京都の変な共通性が見れた気がします。holonで見たことのあるスペーシーなギターはあまり聞けず。CazUさんと同じようにギターだけ(他にも機材使うけど)で、聞かせるライブが出来るのが凄いなと思います。